Tesla株の不思議。リストラ発表でなぜ株価が下がるのか?〜後編〜

こんにちはテスカスです!

株価が下がった原因は前編で述べました。

後編はイーロンマスクがなぜそんなに焦ってるのかを解説したいと思います。



借金の返済期限が迫っている。しかも1000億円。

ロイターによると

3月に償還期限を迎える転換社債の保有者が転換を選択した場合、株式と現金を50%ずつの比率で組み合わせて償還する見通しだ。ブルームバーグが6日、社債保有者への通知の写しを引用して報じた。 
報道によると、テスラは9億2000万ドルの転換社債が来年3月に満期を迎える。 

https://jp.reuters.com/article/tesla-bonds-idJPKBN1O6025

テスラは当初、モデル3製造のほぼ全てを機械で行う計画でした。しかしこの目論見は失敗に終わっています。下の動画にあるようにかなり人が介入した製造工程となっています。

How Model 3 gets made

スーパーチャージャーやモデル3の製造設備に金をぶっ込みまくった結果、2019年3月1日までに返さなくてはならない転換社債が日本円にして1000億円程積み重なっている。

どうやって返済するのか?

幸いな事に2018年のQ3に970億円程黒字化しています。Q4の業績は2019年1月31日に発表予定。

その黒字額はアナリスト予想で429億円ほど。

返済は株式と現金を50%ずつ組み合わせて償還する予定です。なんとかなるだろうと言った所でしょうか😂



2019年の見通し

テスラにとってはキャッシュポイントとしてモデル3の販売マーケットがまだ残されています。

とはいえ、テスラの車が一番売れている国はアメリカです。2017年の売り上げベースのグラフを見てみましょう。

https://www.statista.com/statistics/314759/revenue-of-tesla-by-region/

このグラフはモデル3の売り上げをほとんど含んでいない物なので、2018年はもっとアメリカの割合が大きいはずです。

世界で一番自動車が売れる国である中国での販売も、米中貿易戦争の影響があり中国国内の工場が完成しない限り、多くは見込めません。

日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドは右ハンドルモデルが必要となります。

テスラの生産効率を考えると、ひとまずはノルウェーを代表としたヨーロッパでの左ハンドルモデルの売上拡大を頑張るしかありません。

グラフにもある通り、ヨーロッパの国々全ての売り上げを足してもアメリカでの売り上げには及ばないと予想できます。



ポイント3つ

モデル3の販売価格レンジを広げる
売上額を増やすならこれが手っ取り早い方法と言えるでしょう。
 
そもそもモデル3は普及価格帯を目指した車です。様々な客層の財布を狙っていくのがやはりポイントとなってきそうですね。
 
5月あたりからミッドレンジをヨーロッパでも展開するようです。
はやく中国の工場を完成させる
なんと言っても自動車市場世界一です。
 
2019年1月工場の建設がスタートしましたが、年内にモデル3のテスト生産を開始、2020年量産開始です(笑)
なんというスピード感でしょう。これは多分2017年末にアメリカでやった様に、テスラ社員向けに納車してお茶を濁す気がしてます。あるいはお得意のテント工場か。
 
いずれにしても中国市場を重要視しているのは間違いありません。
 
 
コストカット
 下の記事でも述べた通り早速リストラです。

そして日本ではスーパーチャージャーの値段も上げてきました。

 60kW以下 1分あたり  16円→22円20円

61kW以上 1分あたり  32円→44円 40円

※2019年1月22日に改定されました

テスラチャージングカードを使って44kWのチャデモ急速充電器を使用した時の価格と比率的には同じ価格になります。

テスラチャージングカードには月額料金があるので、まだスーパーチャージャーの方が安いと言えるでしょう。

今挙げた3つのポイントはとっくの前からテスラも把握して取り組んでいるので2018年ほどハラハラする年にはならなそうですね。

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