テスラは2019年Q4のデリバリー台数速報値を発表。過去最高の112,000台を記録しました。
モデルS、Xは合算で19,450台、モデル3は過去最高の92,550台となり、前回のモデル3デリバリー記録79,703台を12,847台も上回る結果に!
グラフで見るデリバリー台数
Model S,X | Model 3 | 合計 | |
2017年Q1 | 25,051 | 25,051 | |
2017年Q2 | 22,026 | 22,026 | |
2017年Q3 | 25,915 | 222 | 26,137 |
2017年Q4 | 28,425 | 1,542 | 29,967 |
2018年Q1 | 21,815 | 8,182 | 29,997 |
2018年Q2 | 22,319 | 18,449 | 40,768 |
2018年Q3 | 27,710 | 56,065 | 83,775 |
2018年Q4 | 27,607 | 63,359 | 90,966 |
2019年Q1 | 12,091 | 50,928 | 63,019 |
2019年Q2 | 17,722 | 77,634 | 95,356 |
2019年Q3 | 17,483 | 79,703 | 97,186 |
2019年Q4 | 19,450 | 92,550 | 112,000 |
モデル3のデリバリー台数増加もさることながら、モデルS、Xの台数も大幅に伸びていますね。テスラのドル箱と呼ばれる両モデルが2,000台も多く売れているので、利益率が大幅に高くなっていると予想されます。
なお今回発表されたものは速報値です。車がカスタマーに配送され、事務処理が終わっていないものもあるため、この数値はやや保守的なものとなっています。最大で0.5%程増加する可能性があるとされています。
2020年以降とんでもない事に・・
2019年のデリバリー台数は367,500台。
2020年は上海ギガファクトリーで生産される10〜15万台の大群を考慮すると50万台に迫るデリバリー台数が予想できます。アメリカではモデルYのデリバリーが開始される予定。
2021年にはベルリンギガファクトリーの稼働が始まり、モデル3とモデルYの増産体制が整い、多くの国々でクロスオーバーの販売が開始。同時にアメリカではサイバートラックの生産開始。
テスラ独自のカーシェアリング、ロボタクシー事業「テスラネットワーク」の稼働が始まればテスラにとって新たな収入源が増えます。今よりもサービス拠点やスーパーチャージャーに対する投資も増えるでしょう。
伸び代しかない。
出典:Tesla IR
コメント