ベイエリアの各公衆衛生局はコロナウイルスによる自宅謹慎が5月末まで延長される予定であると発表しました。
対象となっている地域はアラメダ、コントラコスタ、マリン、サンフランシスコ、サンマテオ、サンタクララ、バークレー。テスラの生産工場があるフリーモントは現段階でこの中に入っていませんが、ベイエリア一帯が5月末まで延長する可能性は濃厚です。
テスラは塗装およびスタンピング担当の従業員に対し仕事復帰の準備をするようメッセージを送っていましたが、この発表を受け一転し、再度自宅待機を命令しました。
匿名であることを条件にテスラ従業員が米メディアTHE VERGEに対し以下のように語りました。
私たちは皆、同じ考えを持っています。私たちが働いている地域や住んでいる地域では、COVID-19はまだピークに達していないので、誰もがまだ危険にさらされています。生産ラインやシャトルバスのようなソーシャルディスタンスを置くことができない環境に私達を戻すことは、大きな間違いであり、職場や私達が戻る町をも危険にさらす原因となるでしょう。
引用:THE VERGE
テスラのフリーモント工場はモデルS、モデルX、モデル3、モデルYの生産を一挙に担っており、同社の生命線でもあります。今回の在宅命令延長によって各国における納車は遅れる事になりますが、ベイエリアに住む約700万人の命を守るためテスラ社も今は辛抱する時期なのかもしれません。
参考:NBC
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