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この一二ヶ月、電費がかなり悪化しており真冬より良くない状況です。車に何が問題があるのではと気になっていろいろ調べたり、考えたりしました。結果、エアコンの電力消費が原因だろうという、ある意味当たり前ですが、私にとっては意外な結論に行き着きました。テスラのコミュニティーでは、「暖房用のPTCヒーターより冷房用のエアコンの方が効率がずっと良い」と言われています。そのためModel Yのヒートポンプの採用が歓迎されているわけです。私もそう思い込んでいて、エアコンが燃費悪化の原因とは全く思っていませんでした。
さりながら、エアコンも最大1,500w くらいの電力を消費して、電費に無視できない影響を及ぼす場合があるようです。
表はエアコンの利用がどれだけ電費を悪化させるか(増加させるか)を示したものです。(ざっくりした計算です。)
例えば、エアコンの消費電力が1,000wで、平均速度が60km/hの場合、エアコンをつけていない場合に比べ、電費が16.7wh/km 上乗せされるということになります。(速度60km/hの場合、1km走る間に1,000whの1/60=16.7wh消費される。)
この程度なら、確かに大した影響ではないですね。
一方、乗り始めだと、だいたいエアコンはフル稼働(1,500w)します。(オートの設定温度と車内の温度差が非常に大きいので。) また、一般道では、平均速度が30kmも出れば悪くないです。(少なくとも東京、横浜では) そうなると、電費が50wh/kmも上振れすることになります。
このエネルギーグラフはやや極端な例ですが、走り出しの部分(左側)の山が全体の電費を悪化させています。どうしてこういうパターンがしばしば現れるのだろうと疑問に思っていましたが、私の場合、一般道をしばらく走って幹線道路/高速に入る走行パターンが多いので、「走り出しエアコンフル稼働+しばらく低速走行」がこの山を作っていると考えると説明がつきます。
逆に、しばらくして室内温度が落ち着いて(多分エアコンの消費電力が500wくらい)、高速を走っている場合、エアコンの電費に与える影響は無視できるレベルと思われます。
「エアコンは効率的」というのは、こういう状況を暗黙の前提にしているのではないでしょうか。