豊田章男社長は4/1、トヨタの入社式でスープラを壇上に設置し、挨拶の中でエンジン音を新入社員に向けて披露しました。
「ブォォォーン」
「車は五感で感じるもの」
・・・・・
この感情はなんと表現したらいいのでしょうか。
情けない
が一番しっくりくるかな。恥ずかしくもあり、悲しくもあります。
わかるよ社長
大企業なので今ある需要を押さえておく重要性は理解できます。そして幅広く手を出す戦略もよく分かる。
FCV、うまくいくといいね。。
ガソリン車、ハイブリット車まだまだ必要としている人沢山います。今後も0になることはないでしょう。
でも未来ある若者に示すビジョンは、スープラじゃないと思う。
内燃機関車はEVに絶対勝てない。
動的質感、パワー、トルク、スムースさ、人馬一体感
モーターのそれに勝るには、ものすごくスペース効率を無駄にして、臭い排気ガスをたくさん出して、走りながらテールパイプからガソリン捨てるくらいの燃費の悪さを実現すれば叶うかもしれない。
でもその車、販売禁止になりますよ??
内燃機関のみで走行する車は世界中で販売禁止に
2025年
オランダ、ノルウェー
2030年
ドイツ、インド、デンマーク、スウェーデン
2040年
フランス、スペイン、イギリス、台湾
2050年
日本
ちなみに中国、販売禁止は既定路線で時期は検討中です。2030年までには内燃機関車は販売できなくするでしょう。中国国内の景気悪化で自動車の販売台数自体は頭打ちになっているようですが、景気が悪化すればするほど高い輸入車は売れなくなっていきます。
中国は世界一自動車の販売台数が多い国です。中国政府が売りたい車は、エンジン車ではなくEV。
なぜならエンジンの技術が国内には乏しく、モーターやバッテリーの技術力生産力は高いから。中国国内で生産されるなら、補助金を払っても雇用の維持、諸外国メーカーの工場誘致で十分ペイ出来ます。
実際にボルボはアメリカ向けの生産は中国で行なっています。テスラは上海に工場を建設中で、年内に稼働させるべく24時間体制で建設しています。
日本が一番遅いのは自国の産業を守るためと言われていますが、どうでしょうか。泥舟に泥を重ねても沈むのは目に見えています。
開発中のEVあるなら早めに発表したほうがいい
もちろんトヨタ、マツダ、スバルはEVを開発しているとは思います。
ホンダはかなりコンセプチュアルなEVを提示してくれました。マツダの藤原副社長はテスラを絶賛していて、「2020年にかなりコンセプチュアルなEVを出します」と言ってくれた。
私の中で、水平対向エンジンに拘り続けたスバルは落ち目。アイサイトもモービルアイにやられた。
期待したいのはやっぱりトヨタ。私トヨタの車が嫌いとか全然思ってないです。ナンバーワンとして、日本を支える企業として期待しているし、これからも成功し続けて欲しいと思ってます。
やっぱり日本車でワクワクしたい。
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