モデル3がいくら魅力的な車だからといって
衝突安全性能が悪ければ、大切な人を乗せることなんて出来ません。
今回はテスラモデル3の安全性能について掘り下げていきます。
EURO NCAP5つ星
2019年7月3日 テスラモデル3はEURO NCAPにおいて最高評価を獲得しました。
前方向からの衝突、サイドポール、歩行者自転車に対する緊急ブレーキ
どれを取ってもピカイチ。
モデル3
ボルボS60
フロントガラスの壊れ方やフレームの変形、ドライバーの頭を見ると衝撃の差がよくわかると思います。
とにかく頑丈
Model 3はNHTSAの安全性試験でこれまでにテストされたあらゆる自動車の中で負傷する可能性が最も低い車と認定されました。
NHTSAによって2011年から2018年までの車の中で正面衝突および側面衝突によって重傷を負うリスクがもっとも低い車として認定されています。
クラッシャブルゾーンが広い
EVであるモデル3にはフロントにエンジンが無いため、衝突時キャビン内に侵入してくるものが何もありません。
フロントにモーターを格納するAWDであっても赤いメンバー内にモーターがあり、すぐ後ろの剛性の高いバッテリーパックと繋がっているのでキャビン内には侵入して来ません。
ガラスルーフの強度
天井がガラスだと横転した時に割れるのでは??
横転事故はネットで何度か報道されましたが、いずれもヒビが入るのみです。
割と有名なのはこの写真ですね。
目撃者によるとモデル3は数回横転して停車。
しかしパワーウィンドウは正常に下がり、ドアを開けて出てこれたそうです。
念の為救急車で運ばれましたが、ドライバーを守るための全てのエアバッグが展開したこともあり、打撲と圧迫骨折のみで命に別状はありませんでした。
通常の横転でガラスがマイナス要因になることは無さそうです。
モデル3のルーフガラスはサンゴバン・セキュリットのものを使用しています。
あらゆる自動車メーカに採用されている老舗ガラスメーカー。
エアバッグ
これはドライバーと助手席2箇所に設けられています。
ニーエアバッグが展開することにより乗員が前方向にスライドするのを抑え、フロントエアバッグがより効果的に働きます。
シート内のセンサーと連動しており、大人、子ども、比較的小さな大人など乗員のタイプや着席姿勢まで検知し、それに合わせてエアバッグが膨らむように設計されています。
※助手席は9kg未満ではエアバッグ作動しません。ご注意を。
胴体、骨盤、胸部の保護に役立ちます
頭の保護。サイドからの衝撃や横転など、保護が必要な衝撃を検知した時のみ展開します。
シートセンサーについてはこちらの記事をどうぞ
自動緊急ブレーキ
夜間でもバッチリ停止できています。
車体に付いている12個のソナー、8台のカメラ、車体右寄りに付いているミリ波レーダーで常に周囲を警戒。
夜間の方をよく見ると、ストップランプが細かく点滅しているのが分かります。
後続車に対する注意喚起も行います。
歩行者飛び出しにも対応
上記のようにいきなり飛び出してくる人間に対しても緊急ブレーキが作動。
子どもの身長に対応していることが見て取れますね。
自転車
自転車の向きに関係なく認識し、緊急停止しています。
テスラは高性能なチップを積んでいるので上記写真のようなイレギュラーな場合、自転車とは認識しません。
世界中何十万台と走行しているテスラ車両からデータを集め、正確性を高めているのです。
赤信号検知
また、アメリカでは赤信号を検知する機能が配信されており、ドライバーが赤信号に気づかず突破しようとすると警告されます。
まとめ
考えられる全ての安全措置を行なっているテスラ。
客観的に見てもモデル3は今買える自動車の中で最も安全性が高い車と言えそうです。
集中力が落ちがちな高速道路での運転はオートパイロットがあるので疲れは激減。
車載コンピュータもより性能が高くなったHW3.0の搭載が始まっているので、今後はより安全性能が高まっていく事でしょう。
安心して大切な人を乗せる事が出来ますね。
コメント
通常の横転w
いつも素晴らしい記事、ありがとうございます。参考になります。
Katsuhikoさま
ご覧いただき有難うございます。
お役に立てる記事作りを努めてまいります。何かモデル3についてわからない事や気になることがあればお聞かせください。
今後ともよろしくお願いします。
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