テスラのSentry Modeは車体に最初から備わっている8つのカメラを常にアクティブにし駐車中のドラレコとして機能するモードです。人が車内を覗き込んだり、ガラスを叩いたりするとその様子を録画します。
分かりやすいように、ここでは見張りモードと記します。
抜け道があった
録画するにあたって保存先として運転席アームレスト内のポートにUSBを刺しておく必要があります。テスラに精通した車上荒らし犯であれば、このUSBさえ抜いてしまえば証拠が隠滅できてしまうという抜け道がありました。
テスラは情報を更新し以下のような文章を追加しました
見張りモードがアクティブの間、追加のバッテリー電力が消費されます。セントリーモードを有効にするには、バッテリー残量が20%を超えている必要があります。アラームが作動すると、見張りモードは大きな音楽を再生します。
見張りモードがアクティブなときに感傷的な存在を車内に残さないでください。
見張りモードは一時的なバックアップと機能改善のためにテスラに記録された映像を送ります。
[コントロール]> [設定]> [安全とセキュリティ]の[DATAビデオクリップ]設定を使用して、いつでもこのコレクションを有効または無効にできます。詳しくは取扱説明書を参照してください。
赤線部分について
テスラに映像を送信しているとのこと。
こっそり文章を追加しているわりには重要な発表です。あくまで一時的なバックアップとのことなので被害にあったらすぐ協力を要請した方が良いでしょう。
※もっとも日本にはModel 3ユーザーは今の所いませんし、機能が有効になるかも分からないので気が早い話ではあります。すごくニッチな情報ですが、興味のある人の好奇心を満たせれば嬉しいです。
青線部分について
感傷的な存在=犬や猫
のことを指しているのだと思います。笑
ドッグモードと見張りモードを両方オンにした状態で車上荒らしが発生すると犬は大音量のトッカータとフーガを聴かされるハメになりますからね。。
※ちなみにマジでメタルバージョンが時折再生されます😝
それについて詳しくは下記記事を見てみてください。
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