なぜフィアットクライスラーはテスラから排出権を買った?

こんにちはテスカスです!

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、EVメーカーのテスラから数億ユーロ分のCO2排出枠を買い入れることに合意したとbloombergが報じました。

米国証券取引委員会の年次報告書によると、テスラは過去3年間、米国でも排出権を売却して10億ドル以上手にしています。

なぜテスラから買ったか

フォルクスワーゲングループがポルシェ、アウディなどの同一グループ内でCO2排出量を合算したり、一部資本関係があるトヨタとマツダが合算するなどは例があります。

今回のように全く資本関係にないメーカー同士がCO2排出の合算を行うのは欧州では初めての例です。

排出枠の額については入札制となっており、近年価格は上昇を続けています。今回の合意の詳しい内容は外部に知らされていないので予測しかできませんが、端的に1番安く、今後数年継続的にテスラとの締結が見込めたというのが大きいのではないでしょうか。

各メーカー2018年CO2排出量

https://www.jato.com/japan/2019032001/

EUでは2021年に乗用車のCO2排出量を95g/kmとする厳しい規制が実施されます。2018年、FCAのCO2平均排出量は119.2g/kmでした。トヨタは99.9g/kmと驚異的な数字。

多くのメーカーが前年実績をオーバーしてしまう中、電動化色の強い日産やトヨタは大きく躍進しています。

アルファベット傘下のWaymoでお馴染みのFCA車両パシフィカハイブリッドを62000台供給したりしていましたが、ここ数年のCO2排出量は完全に下げ止まっています。

急速な電動化が進まない限り、到底ハードルを達成できそうにありません。

同グループであるJEEPも2022年までにPHVとEVを合計14車種投入する予定ではいますが、JEEP内でEUの基準を達成することは困難でしょう。

FCA全体としては2022年までに90億ユーロ(約1兆1500億円)を投資して10車種のEVと25車種のPHVを発売する計画です。「アルファ・ロメオ」や「マセラティ」は全車種に電動車を設定するなど、後発組ながらも大きく電動化に舵を切っていく予定です。





ノルウェーさん圧倒的

https://www.jato.com/japan/2019032001/

ノルウェーはもうゴールしてますね!!笑

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