テスラ 完全自動運転に対応する為のハードウェア3.0をモデルSとモデルXに搭載開始!

こんにちはテスカスです!

ついにハードウェア3(以下 HW3.0)の搭載が始まったようです。

調べてみたら、米国の在庫車リストの中にもこっそりHW3.0の個体が売られてあったりしてちょっとビックリ!

今週納車したオーナーの中に知らず知らずのうちHW3.0が搭載されている人もいるかも?

 

そもそもHW3.0って何?

テスラが現在新車で販売している車は全て完全自動運転に対応するハードウェア(カメラ、レーダー等)があらかじめ備わっています。

しかし、それらの情報を処理する車載コンピュータはアップグレードする必要がありました。

この記事の主役はその車載コンピュータです。

もう販売されている

上記の車両は米国における新車の在庫車です。※すでにリストからは消えています

赤マルのVINコードに注目。

このVINコード『5YJXCDE21KF154048』を検索ツールに入れるとその車のオプション構成や内部構成が全て分かります。

4行目のAPH4 AP3.0というのがHW3.0のこと。

従来のHW2.5から比べると処理能力は10倍も向上し、1秒間に2000フレームの処理が可能となっているようです。

ちなみに

APH1がHW1.0→初代モデルS
APH2がHW2.0→2016年10月以降のフェイスリフトされたモデルSと初期のモデルX
APH3がHW2.5→2017年8月以降のモデルS,3,X

という流れで来ており、APH4がHW3.0となるわけです。

搭載を確認したオーナーからの報告も

今週納車したモデルXオーナーから「HW3.0が搭載されてた!」という報告が上がってきています。

 そのオーナー曰く

フルセルフドライビングオプションは購入していないが、VINコードを調べてみたところHW3.0が搭載されている。

運転してみたけど特別オートパイロットの精度が高い感じはしない。

との事。あとこんな事も書き込んでいました。

ネット上のテスラファンを喜ばすために私のモデルXからHW3.0を取り出す、なんて事はしないよ!

う〜ん、それは残念。

テスラはハードウェアの交換を容易にするため、助手席のグローブボックス天面にハードウェアを収納しています。

ハードウェアの換装は意外と簡単!?

https://electrek.co/2017/05/22/tesla-nvidia-supercomputer-self-driving-autopilot/?_gl=1*4ztabp*_ga*YW1wLWQtMVJFdThXbVllbVdZLVk0VXZlYk0wTmhVcEdnc0VvX2JSOXYwTnZBV3p4YVVVTk5VNkNnUEJJdWdPRmNfLWs.
https://electrek.co/2017/05/22/tesla-nvidia-supercomputer-self-driving-autopilot/?_gl=1*4ztabp*_ga*YW1wLWQtMVJFdThXbVllbVdZLVk0VXZlYk0wTmhVcEdnc0VvX2JSOXYwTnZBV3p4YVVVTk5VNkNnUEJJdWdPRmNfLWs.
https://electrek.co/2017/05/22/tesla-nvidia-supercomputer-self-driving-autopilot/?_gl=1*4ztabp*_ga*YW1wLWQtMVJFdThXbVllbVdZLVk0VXZlYk0wTmhVcEdnc0VvX2JSOXYwTnZBV3p4YVVVTk5VNkNnUEJJdWdPRmNfLWs.
https://electrek.co/2017/05/22/tesla-nvidia-supercomputer-self-driving-autopilot/?_gl=1*4ztabp*_ga*YW1wLWQtMVJFdThXbVllbVdZLVk0VXZlYk0wTmhVcEdnc0VvX2JSOXYwTnZBV3p4YVVVTk5VNkNnUEJJdWdPRmNfLWs.

上記の車両は2017年のモデルS HW2.5がスクープされた時のものです。

フルセルフドライビングオプションを購入したユーザーはHW3.0に無償で換装してもらえます。

作業をなるべく簡単にする為、アクセスしやすい場所にハードウェアを収納しているわけですね。



所感

いよいよ第1四半期最終月の3月も終わろうとしており、テスラは今月中の納車に躍起となっています。

HW3.0の搭載を確認した上記オーナーの元に車を届けに来たのは、モデル3とYのモーターエンジニアだったそうです。

生産地獄の次は納車地獄。

HW3.0に関して注意したいのは、より強力なニューラルネットワーキング機能を有した代わりに電力消費も10倍増加する事が発表されている点です。

冬の暖房のように、完全自動運転中は航続距離が落ちる事が予想されます。そのあたりにも着目して今後記事にしていこうと思います。

コメント