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タイトルの件,テスラに限らずEV車全体に関係する気になる点があるので書き込みします。
心斎橋で試乗してきた時「満充電に近いと,回生ブレーキに抑制がかかります。」と言われ
先日,富士山でEVのイベントがありました。この2点から,富士スバルラインでAT車の事故が多発した事があったなぁと思い出したのです。
自分が普通免許を取得したのは30数年前で,丁度AT車が普及しはじめた時と重なります。
その時に,長い下り坂を走る時,MT車ではエンジンブレーキを使うのが周知されていましたが,当時AT車ではフットブレーキだけを使って下りを走行してしまう人が多かったのでした。
すると,フェード現象や,ベーパーロック現象が発生し,ブレーキが効かなくなり,事故が多発したのです。
教習所でこっぴどく指導されたので,良く覚えています。EV車の場合,エンジンブレーキに相当するのが回生ブレーキです。
もし,長い下り坂を走行中に満充電になり,回生ブレーキが抑制され,使えなくなった場合,フットブレーキを使う事になりますが,これが上で書いたフェード現象や,ベーパーロック現象が発生することに繋がります。
さらに悪いことに,EV車は車重が重いので,さらに発生確率が上がってきます。テスラ車の場合,電池容量がそれなりに大きいので,下り坂の途中で満充電になり,回生ブレーキが抑制される事は少ないと思いますが,電池容量が少ない,アイミーブや初代リーフでは起こりそうです。
また,現在EV系の車に乗っている人たちは,テクノロジーに明るかったり,車の特性を理解されている方が多いと思われるので,この問題が表面化していないと思われます。電池寿命を考えて90%充電をしている人が多そうです。
ただ今後,EVが普及してくると,パンピーな人たちが乗り始めるので,
「よーし,パパ,電欠しないように満充電にしちゃうぞ!」
と,箱根峠の急速充電器で満充電し,回生ブレーキが効かない状態にしてから,10km以上にわたる,1号バイパスやターンパイクを下る人が出てくるのではないかと予想されます。
以上の点は,あくまで自分の想像でしかありませんが,実際にEVに乗られている方は,これらの点はとりわけ問題になっていないのでしょうか。
満充電に近い状態で,回生ブレーキに抑制がかかる点は,日産とテスラのカスタマーサポートに電話して確認済みです。皆様のご意見をお聞かせ頂ければと思います。
追伸
テスラの場合,GPS機能があるので,一定以上の標高で充電した場合,100%充電設定でも,強制的に90%充電にする
回生ブレーキが効かなくなる,警告メッセージを表示させるなどの対策は簡単にできるかと思っています。
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シェルドン
どのEVも満充電近くになると回生ブレーキが弱くなる特性があり、満充電であればバッテリー保護の関係で回生しません。しかし、逃すことはできすし、ブレーキを踏まなかったらずっと走っているわけではないし、山頂でフル充電しない限り心配はいりません。実際山頂には充電機は無いと思います。そしてそこまで思ってられるほど回生しないと思います。満充電近くだと充電と同じで同じ抵抗でも回生充電しなくなります。
心配は必要ないかと思いますよ。 -
満充電では、回生ブレーキが弱くなりますが、完全に効かなくなるわけではありません。
車両自体でコンピューター類(APのレーダー・カメラ等含む)や照明、エアコン、ブレーキの負圧ポンプ類などに電力を消費しているため、その分は満充電になったとしても、回生ブレーキが効きます。たとえば、プリウス(ZVW30)の場合、停車している状態でエアコンをOFFした場合の消費電力は約250Wあります。
車載エアコンは、通常5kW程度の能力がありますから、消費電力としては1~2kWあります。
さらに、EVでは暖房の方が消費電力が大きく、暖房を使うと2~3kW程度を消費します。なので、最低でも1kW程度程度は回生ブレーキが働くことになります。
日本では、10km以上下りが続く場所もありますが、そこを頂上部分で満充電にしてから下るケースはかなりレアなケースと言えます。
満充電状態でも、1~2kmでも走行すればその分は回生ができるので、ワーストケースを想定したとしても問題ないでしょう。「長い下り坂ではフットブレーキばかり使うな」という認識は広く知られているのですから、同程度の知識として、「完全満充電状態で長い下り坂下るな」という認識をドライバーが知っていれば問題ありません。
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モデル3納車時に,充電についての注意事項をデリバリーチームの方から説明を受けました。
通常の充電の場合,満充電になれば自動的に充電は停止します。
しかし,満充電になった場合でも,回生ブレーキからの充電は止まらず,緩い回生ブレーキはかかるそうです。なので,懸念していた「満充電では回生ブレーキがかからない。」は誤りで,モデル3の場合,
『満充電でも,緩い回生ブレーキがかかる。』
が正しい認識だそうです。
ただ,過充電状態になるので,バッテリーにはよろしくないですよね。なので,mania3bbさんが書かれているとおり,
>「完全満充電状態で長い下り坂下るな」という認識をドライバーが知っていれば問題ありません。
と同時に,「長い下り坂を下りる予定がある時は,満充電にするな。」は必要かなと。
もし,山の上で満充電にしてしまったら,事前にエアコンなどフル稼働させて電池を減らすなどが,新しい運用として認知されてくるかもしれないですね。
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