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テスラは中国市場向けにFSD(Full Self Driving)機能のソフトウェアアップデートの配信を準備しており、まも無くリリースされる見込みです。
公式のリリースノートもすでに出ており、その中身を見る限りはアメリカで配信されているFSDとかなり近いものとなりそうなものの、「FSD」という名称は使わず、ナビゲート・オン・オートパイロットの強化版のような立ち位置となるようです。
以下リリースノート
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2024.45.32.12ソフトウェアアップデートが段階的に配信開始されました。本アップデートの主なアップグレード内容は以下の通りです:都市道路向けオートパイロット(NOA – ナビゲート・オン・オートパイロットの最適化)
制限された道路(ランプ入口および出口を通じて利用者がアクセスする幹線道路)および都市道路でオートパイロットを使用する際、ナビゲーションルートに基づいて車両をランプや交差点から退出するよう誘導します。交差点では交通信号を認識し、直進、左折、右折、Uターンなどの動作を実行します。また、速度やルートに応じて自動で車線変更を行います。
ナビゲーションルートが設定されていない場合、道路の実際の状況に基づいて最適な道路を選択して走行します。
運転席カメラ
ルームミラーの上方に位置するキャビンカメラは、ドライバーの注意力が集中しているかどうかを判断できるようになりました。スマートアシスト運転システムが作動している際に、注意力が道路に集中していない場合、アラートでドライバーに注意を促します。
運転席カメラの映像は車内で処理され、誰か(テスラ社を含む)がアクセスする権限はありません。
マップパッケージバージョン更新:CN-2025.8-15218
*一部の機能の実現時期や効果は、車種や車両構成によって異なる場合があります。
制限道路および都市道路向けオートパイロット機能は、一部の車種で既に導入されており、適応可能な車種範囲が段階的に拡大されます。上記機能を購入済みの方は、お使いの車両の適応状況を確認する必要があります。テスラアプリのメッセージセンターで「オンラインカスタマーサービス」に連絡するか、400番のカスタマーサービスホットラインにお問い合わせください。
*画像やテキストの内容は参考用であり、変更や異なる場合があります。具体的な車両機能については、最終契約または購入内容をご確認ください。当社は法律で認められる範囲内で解釈権を留保します。
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引用終わりこれは間違いなく喜ばしいニュースなのですが、いくつか注意が必要な点もあります。アメリカでは車両走行データがクラウドに送信され、テキサスで稼働しているCortexで学習を続けていますが、中国ではデータ規制が厳しく、アメリカにデータを送って学習させることができません。また中国国内で自動運転の学習をすることはイーロンマスクが言うにはアメリカ側から禁止されてるとのこと。よって中国でのFSDの展開は公開されているデータをもとにシミュレーションのみで学習させたものを適用しています。
なので現在アメリカで使われているようなFSDのクオリティが中国で再現できるかは不明です。
https://x.com/Tslachan/status/1894039216528527748
NoAはEAPに含まれますが、FSDの購入は不要なのでしょうか?
その場合はHW2.0の車両もサポートする必要があると思われますので、AIのFSDベースではなくAPの進化版なのかもしれませんね。また、中国政府がFSD認可を貿易戦争に対する交渉の一部とする可能性も報じられています。
https://electrek.co/2025/02/17/tesla-full-self-drivings-approval-in-china-could-be-used-as-bargaining-chip-in-trade-war/ -
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中国でテスラの完全自動運転「FSD」がリリースか
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