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ギガキャストを一部廃止したんですね。知らなかった。
ギガキャストは修理が高くなるので、良い方向性なのでしょうか…個人的には画期的というかアメリカっぽい思想の頑丈さという点では好きだったのですが。
テスラ、車体前部のギガキャスト廃止 ホットスタンプ再脚光
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03284/073100001/> ギガキャストという画期的な製造方法を生み出し自動車業界に衝撃を与えたテスラが、アルミから鉄に回帰しているように見える。設備投資を抑えるためとの見方はあるが、国内の車体技術者の間では衝突時のエネルギー吸収や修理の課題など性能面や利便性で車体前部へのギガキャスト採用を見送ったとの見方が多い。
私もこれからはギガキャスティングが当たり前になっていくのかと思っていました。テスラはギガキャスティング技術に相当の投資をしているでしょうし。
トライ＆エラーで経験値を積み重ねていっているという感じがします。テスラは採用した新技術に欠点があれば、意外と素直に過去の方式に戻す事も多いですね。（最近ならウインカーレバーの復活など）判断にスピード感と柔軟性がある気がします。
ムン爺のインタビュー動画でラースがなぜJuniperのフロントギガキャスティングを止めたのかを明確に答えていますので、参考までにあげておきます。日経の解釈とは異なりますので😅
まぁ、簡単に言えばグローバル生産と将来を見据えた生産資源の効率化のためですかね。以下個人的な意見です。
重ね溶接が不調でギガキャストを採用したとどこかで聞いた気がしますが、部品点数が減って組み立ては楽になってもユーザーとしては修理費が高くなり保険料も爆増で(ボディ剛性アップ以外では)良いこと無しでしたね。
使うならあんなに大きな部品では無くて各社がフロントストラット部に限って採用しているようなどうしても必要な範囲にとどめて欲しかったです。
ボディフレームの部品が(修理費が高額で事実上)修理困難なクルマは直ぐに全損扱いになってしまいます。
そういった車はどうしても大衆車ではいられません。テスラが大衆車を目指すなら既存の伝統的なボディ設計手法に幾分戻る必要があるのではと思います。
カーボンコアフレームのBMWにも乗っていますが車両の保険料率はやはりテスラと同じ最高の17で張り付いています。
先進的で良いかなと思っていましたが最近は考えが変わってきました(軽量化とは言えここまでする必要はないと)。
