国際特許データベースの中から、テスラが申請している「新型ガラスルーフ」に関する記述が見つかりました。
ガラスルーフを4つの層に分け、グラデーション変化できる調光ガラス(フィルム)を挟むことで、太陽光の遮光、透過がタッチパネルを通じてコントロールできる設計となっています。
また、ガラスルーフの縁に沿ってLEDを仕込むことにより、ルーフ全体がドームライトに。
これらの機能はタッチスクリーンによる操作、モバイルアプリによる操作が想定されており、車内からは音声でのコントロールも想定されています。
調光層
ガラスは2枚の透明層、1枚の調光層、照明層に分かれています。
ギミックがある層を挟む形で透明層(強化ガラス)を配置。
調光層はいわゆるSPDフィルムと言われるもの。電圧をかけるとガラスに濃淡がつき、ある程度の遮光が可能となります。
上の図ではクリア⇄ダークを無段階にコントロールできるようになっており、もし実装されればかなり話題を呼びそうです。
照明層
これは照明層の断面図です。
ガラスと車体フレームの境目にグルっとLEDを仕込み、それらを発光させる事で車内を明るくします。
ガラスにはLEDからの光を拡散する「酸化チタンナノ粒子」などが含まれており、車内から見た時、均一に発光しているよう見せるようです。
また、RGB3色のLEDを規則的に並べることにより、様々な色を再現。
タッチパネルにカラーパレットが用意される可能性もありますね。
利用シーン
朝は太陽光を透過させて気持ちよくドライブ!
眩しかったり暑ければ遮光し、夜のドライブでは透過させてビル群やレインボーブリッジの下を通過・・・
最 & 高
まぁあくまで申請してあるだけの特許なのでコスト、耐久性などなどをテスラがどのように考えるかで決まってきそうですね。
実装されるとしてもモデルS、Xやピックアップトラックからになりそう!
いつかはモデル3やモデルYにも実装して欲しいですね!!
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