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充電

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  • このトピックには3件の返信、2人の参加者があり、最後にMoody Bluesにより3ヶ月、 4週前に更新されました。
4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #3343 返信
    いろんな充電

      アプリの「充電」にこんな記載がありましたが、なんですか?

      注記:Model 3 は、他社のコンバインドチャージングシステム2(Combo 2)を利用して追加機器いらずで高速充電ネットワークに接続することができます。

      #3344 返信
      テスカス
        • 車: Model 3 LongRange 2019

        ヨーロッパのモデル3 で標準となっている充電ポートの名前です。

        Attachments:
        #91234 返信
        ぐろ

          ヨーロッパのEV普通充電器の変遷

          🔷1. 初期段階(2010年代前半):充電インフラの基礎構築
          • 背景:ヨーロッパでは、2010年代初頭からEUの環境政策(例:欧州グリーンディールや2014年の代替燃料インフラ指令)により、EVの普及と充電インフラ整備が推進され始めた。普通充電器は、主に家庭や職場での低出力充電(3~7.4kW)が中心だった。
          • 規格:この時期、普通充電器の規格として「Type 2(Mennekes)」がEUで標準化され、広く採用された。Type 2は三相交流に対応し、ヨーロッパの電力網(230V)に適していた。
          • 課題:充電ポイントの数が少なく、公共充電器は主に都市部に限られていた。2012年にはEU全体で充電器がほとんど存在せず、2015年以降にようやく設置台数が増加(2017年で約12万台)。

          🔷 2. 成長期(2015年~2020年):インフラ拡大と標準化の進展
          • インフラ拡大:EUの「コネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ(CEF)」などの資金支援により、公共および家庭用の普通充電器設置が加速。2020年までにEU27カ国で約22万カ所の充電ポイントが設置されたが、ドイツ、フランス、オランダに69%が集中。
          • 技術進化:普通充電器の出力が徐々に向上し、7.4kWから11kWのモデルが一般的になり始めた。一部の国では、家庭でも11kW充電器が導入されるケースが増加。
          • 課題:国ごとの充電器普及率のバラつきや、決済手段の非統一、リアルタイム情報の不足が問題に。 また、充電ハードウェアの基準が完全に統一されておらず、市場成長の妨げとなっていた。
          • 政策:EUの代替燃料インフラ指令(2014/94/EU)により、2020年までに公共充電器の設置が義務付けられ、普通充電器の普及が後押しされた。

          🔷 3. 成熟期(2020年~2023年):高出力化とスマート化
          • 高出力化:2020年代に入り、普通充電器の出力がさらに向上。11kW~22kWが標準となり、日本(3~6kW)と比べて高出力化が進んだ。これは、EUの230V電圧や長距離走行ニーズに対応した結果。
          • スマート充電:エネルギーマネジメント機能(例:OCPPプロトコル対応)が搭載された充電器が主流に。約9割以上の充電器が充電制御機能を備え、ピーク制御や電気代の安い時間帯へのシフトが可能に。 専用デバイス不要のスマート充電器が普及し、法人や家庭での需要が増加。
          • 市場の多様化:充電器メーカーの増加に伴い、デザイン性や機能性が向上。自動車メーカーやエネルギー企業、充電スタンド運営者による多様なビジネスモデル(例:ガソリンスタンド併設、街中設置)が登場。

          🔷 4. 現在(2024年~2025年):規制強化とさらなる拡大
          • 設置台数:2024年時点で、ヨーロッパの公共普通充電器は約81万台に達し、急速充電器(18万台)と合わせて充電インフラが急速に拡大。 EUの代替燃料インフラ規制(AFIR、2023年採択)により、主要輸送回廊での充電器設置が義務化され、普通充電器の普及も後押し。
          • 技術的特徴:普通充電器は、Type 2規格がほぼ標準化され、互換性が高まった。エネルギーマネジメント機能は標準装備となり、再生可能エネルギーとの統合が進む。
          • 課題:依然として国ごとの普及率の差(例:ノルウェーやスウェーデンは先進的、だが東欧は遅れ)が存在。充電器の認証プロセスも、日本(1年以上)に比べ短い(3~4ヶ月)が、さらなる簡素化が求められている。
          • 展望:EV普及率(2024年で22%、ノルウェー92%など)の上昇に伴い、普通充電器の需要が増加。 特に、滞在時間の長い施設(商業施設、宿泊施設)での普通充電器設置が推奨されている。

          🔷変遷のポイント
          ① 出力の進化:初期の3~7.4kWから、11~22kWの高出力化が進み、家庭でも高出力充電が一般的になった。
          ② 規格の統一:Type 2がEU標準となり、互換性が向上。急速充電のCCS2と組み合わせたコンボ方式も普及。
          ③ スマート化:エネルギーマネジメント機能の搭載が進み、電力負荷の分散やコスト削減が可能に。
          ④ 政策の影響:EUの環境規制(グリーンディール、AFIR)や補助金が、普通充電器の普及を加速。
          ⑤ 市場の多様化:多様なビジネスモデルやメーカーの参入により、充電器の選択肢が拡大。

          🔷日本との比較
          • 出力:日本の普通充電器は3~6kWが主流だったが、2024年に10kWまで規格が引き上げられた。ヨーロッパの11~22kWに比べると依然低出力。
          • 認証:日本のJARI認証は1年以上かかるが、ヨーロッパは3~4ヶ月と迅速。
          • 普及率:日本のEV普及率は2.8%(2024年)に対し、ヨーロッパは22%。普通充電器の需要もヨーロッパが圧倒的に多い。

          #91243 返信
          Moody Blues

            ぐろさん

            随所で大変有益な情報の書き込みをありがとうございます。

            これらの情報の出典を示して頂けるとさらに有り難いです。

            出典をもとに深掘りしてみたいと思いますし、
            情報の信頼性も高まると思います。

          4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)
          返信先: 充電で#91234に返信
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