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主な新機能と改善点
1. Child Left Alone Detection(子供放置検知)
• 車両のキャビンカメラを使用して、子供が一人で残されている場合に検知します。
• 検知すると、外灯を点滅させ、アラート音を鳴らし、Teslaアプリに通知を送ります。これが定期的に繰り返され、ユーザーが車両に戻るまで続きます。
• データは車両内でローカル処理され、Teslaサーバーに送信されません。
• デフォルトで有効。無効にするには、Controls > Safety > Child Left Alone Detectionから設定可能。
• 主に新しいModel Y(ヨーロッパ版含む)で利用可能。日本でも対応車両で利用できます。2. セキュリティ改善(Security Improvements)
3. Frontal Airbag System Enhancement(前面エアバッグシステム強化)
• Tesla Vision(カメラベースの視覚システム)を使用して、正面衝突時のエアバッグ展開を最適化。
• 従来の規制・業界テストに基づき、エアバッグをより早く膨張させて乗員を拘束し、怪我を軽減します。Teslaの統合システムならではの機能で、車両の安全性を時間とともに向上させます。
• AMD Ryzen搭載車両(2023年以降のModel 3/Y、一部Model S/X)で利用可能。2022年一部モデルや2026年モデルにも適用。4. Low Power Mode(低電力モード)
• 駐車中の電力消費を抑えるモード。電力を使う機能をオフにし、バッテリーの節約に役立ちます。
• 手動でオンにしたり、バッテリー残量の閾値を設定して自動起動可能。
• Controls > Charging > Low Power Modeからアクセス。5. Rave Caveの改善
• パーティーモード「Rave Cave」の設定を記憶。Parkに入ると自動でアクティブ化。
• App Launcher > Toybox > Light Syncから設定。6. その他のマイナーアップデートと未文書機能
• Dog Modeの最低温度設定を64°F(18°C)に拡張。
• FSD Strikes(FSD違反)の許容期間を3.5日に短縮(未文書)。
• 眠気検知や車線逸脱時にFSD(Supervised)を推奨するプロンプト表示(例: 「眠気検知。FSDで集中を維持しましょう」)。
• Intel MCU車両でリバース時のFSD視覚化改善。
• Bluetoothオーディオの遅延低減(AMD車両)。
• Summon Standbyの自動オフ(深夜0-6時や24時間以上駐車時)。
• GrokリマインダーやPIN to DriveとのFSD互換性改善。米国ver.で検索したものの、日本では3D7駆動モータの出力が(国土交通省審査値で)208kW。
Model Yの3D7も出力が高いし、インバータで頑張ればmodel 3でももう少し馬力が出せるのかも。この摩耗具合って、
他メーカ製タイヤの感覚で外側見ていると、思った以上に内側だけ減っていくし、
内側のスリップ出てからカーカスが白く見えるまでの間は、更に急激に摩耗。
交換用のタイヤが到着するまでに、こんな有様になる事、幾度って感じ。因みに、
Teslaのアライメント基準は、ゲージ0Gでトー0、かつキャンバーもほぼ立っているので、PS4であっても減り方はマイルドなのかも。
私のhighlandは、(フルピロでも無いのに無茶言って)上手い人に計測限界までもビシッと合わせて頂いたものの、吊るしでもまあまあ良い感じにアライメント値が出ていました。Bias Angle Zeroのミシュラン特許
Bias Angle(バイアス角度)は、タイヤ内部構造のプライ(コード層: 通常、ナイロンやポリエステル等の繊維コードがゴムで被覆された層)のコードが、タイヤのトレッド中心線(進行方向の中心軸)に対して形成する角度を指す。
このバイアス角度の観点のみで分類すると、タイヤの種類が、バイアスタイヤ(bias-ply tire)とラジアルタイヤ(radial tire)に分類できる。🔷 バイアスタイヤ:
コードがトレッド中心線に対して30〜45度(場合によっては55度)の斜め角度で配置され、複数層が互いに交差するように重ねられる。
この構造により、タイヤの剛性が均等に分散され、耐久性が高くなるが、高速走行時の安定性がラジアル構造に比べて劣る傾向。
(タイヤ接地面のグリップ中心がタイヤの変形に従って前後左右に移動する為、非常にクセのあるハンドリング。これを緩和するため、設置面との間に剛なベルト層を挟んでグリップ中心を安定化させたのがミシュラン以外のラジアルタイヤ)🔷 ラジアルタイヤ:
プライのコードはトレッド中心線に対して約90度(放射状)に配置され、その上にベルト層(通常スチールやアラミド繊維)が追加される。
ベルト層のBias Angleは0度に近いか、または小さい角度で設計され、高速安定性や燃費効率を向上させる。
(グリップ中心が移動せずハンドリングは素直とも言えるが、対地キャンバーに追随した領域を超えると、グリップが急減する)💠ミシュランのBias Angle Zero(BAZ)構造
ミシュランのBAZ構造は、ラジアルタイヤのベルト層に特化した独自技術で、主に高速走行時の安定性を向上させるために開発。
鋼ベルトの上にナイロンストリップをスパイラル状に巻付け、コードの角度をトレッド中心線に対して0度(進行方向に対して直線的に)に配置し、遠心力によるタイヤの変形を防ぎ、接触面をより平坦で安定した状態に保つ狙い。🔷 主な特徴:
• 高速時(例: 高速道路走行)の遠心力に対抗し、タイヤのトレッドが膨張・変形するのを抑制。
• 接触パッチ(地面との接地面積)を広げ、グリップとハンドリングを向上。
• 主にトラックタイヤや高性能乗用車タイヤ(例: Michelin Pilotシリーズや商用タイヤ)に採用される。
• 航空機タイヤやモーターサイクルタイヤ(例: Michelin Pilot Street Radial)でも類似のコンセプトが用いられる。
BAZはミシュランの特許技術であり、従来のバイアスタイヤのBias Angle(30-45度)と異なる0度の配置により、ラジアルタイヤの利点を最大化。💠他タイヤメーカーのBias Angle
ミシュランのBAZ(0度スパイラル構造)は特許技術なので、競合他社は主に標準的なバイアスまたはラジアル設計を基にBias Angleを(0度スパイラル構造を外して)調整。以下参照方。🔷 ブリヂストン (Bridgestone):
例: Potenzaシリーズの商用モデルでは、コードを30-40度のBias Angleで配置し、耐久性を重視。
ラジアルタイヤではベルト層を小さい角度(約15-20度)で交差させ、高速安定性を確保するが、0度スパイラルは採用せず。
代わりに「NanoPro-Tech」コンパウンドで補完。
なお、トラックタイヤでは、55度近い角度を使い、サイドウォールの剛性を高める。🔷 コンチネンタル (Continental):
例: ExtremeContactシリーズで30-45度の角度を標準的に使用し、乗り心地を調整。ラジアルタイヤではベルトのBias Angleを約20-30度に設定し、耐摩耗性を向上させる「ContiSeal」技術と組み合わせる。
BAZのような0度構造はなく、代わりに複数層の交差配置で安定性を追求。🔷 グッドイヤー (Goodyear):
例: Eagleシリーズではベルト層を15-25度の角度で配置し、燃費効率を重視。ミシュランのBAZに似た効果を狙った「Durawall」技術を使宇が、0度スパイラルではなく、従来の交差プライで対応。🔷 ピレリ (Pirelli):
例: P Zeroシリーズでバイアスの要素を残したモデルでは、35-45度の角度を使用し、スポーツ走行時のグリップを強化。
ラジアルではベルトのBias Angleを10-20度に抑え、F1由来の技術で高速安定性を確保するが、BAZのような専用0度層はなく、コンパウンドとパターンの組み合わせで差別化。以上、他メーカーでは、Bias Angleを30-55度程度で調整し、耐久性やグリップを最適化するが、ミシュランのBAZのような革新的な0度構造は見られず、標準的なラジアル/バイアス設計が主流。
“ミシュランタイヤあるある“だな。という感想です。
「Bias Angle Zero」のミシュランタイヤは、他社製タイヤが「バイアスっぽいラジアル」であるのに対し、「真のラジアルタイヤ」と言えますが、、、対地キャンバーがマッチしていない走行でタイヤが変形しやすく、接触面の偏りが生じて偏摩耗を促進します。さて、私義、過去のサーキットブームの最中、種々ナンバー付き車両でサーキットを走行する為、足回りをサーキット走行寄り(ロール角と固有周期をサーキット走行向きにする為、前後バネレートとダンパー減衰を最適化、キャンバー角は前後ともネガティブ側に3度程度)にして、POTENZA、NEPVA、PILOT Sportsを使っていました。その際、PILOT Sportsを他社タイヤと比べた所感は以下の通り。
– PILOT Sportsはサイドウォールが柔らかい割にはスリップアングルが小さくて良いが、サーキット走行では対地キャンバーが決まる場面のみグリップが高い(キャンバー角が外れると極端にグリップが低下する)。
– サーキット寄りのキャンバー(対地キャンバーが0から外れた状態)で日常走行すると、偏摩耗が激しくなる。
– TPOに合わせて、足回りのアライメントを変更すれば問題ないものの、作業が大変。 -
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