テスラ、コロナでも最終黒字を維持
4~6月 110億円の利益
2020年7月23日 日本経済新聞
米テスラが,7月22日発表した2020年4~6月期決算は最終損益が1億400万ドル(約110億円)の黒字(前年同期は4億800万ドルの赤字)だった。
期中に新型コロナウイルスの影響で米国の電気自動車(EV)工場が一時停止したが、稼働を続けた中国・上海市の新工場が生産と販売を支えた。
売上高は前年同期比5%減の60億3600万ドルだった。
最終損益が黒字となったのは2019年7~9月期以降、4四半期連続だ。
事前の赤字予想を覆して最終黒字を保ったことが好感され、7月22日の米国市場の時間外取引でテスラ株は終値に対し一時8%高をつけた。