10/1テスラはギガ上海製のモデル3SR+、ロングレンジ後輪駆動を値下げしました。
●モデル3SR+
271550元(422万円)から249900元(388万円)
34万円値下げ
●ロングレンジ後輪駆動
344050元(535万円)から309000元(480万円)
55万円値下げ
SR+は中国の電池メーカーCATLのリン酸鉄リチウム(LFP)電池を採用しコストダウンを達成したと考えられます。
またギガ上海は部品の現地調達が進んでおり、そこで生産される自動車の全体的なコストに大きな違いをもたらしています。
一般的にLFPバッテリーは従来のモデル3に搭載されていたNMCバッテリーよりもエネルギー密度が低いとされていますが、値引き後のSR+は航続距離が23kmほどアップしています。
詳細は不明ですが、ヒートポンプ採用による電費向上、バッテリー容量の増加などが予想されています。
テスラは2020年に50万台のデリバリーを目標としており、今回の中国での値下げは目標達成の布石となる事でしょう。
※2020年Q1は88,496台、Q2は90,891台、合計179,387台デリバリー済み