イーロンマスクはサイバートラック生産予定地としてアメリカ中部を検討していると発表。以前の情報と照らし合わせるとテキサス州が濃厚なのではないかと予想されています。
Scouting locations for Cybertruck Gigafactory. Will be central USA.
— Elon Musk (@elonmusk) March 11, 2020
イーロンマスクはツイッターで「ギガテキサスについてどう思うか」というアンケートを取っていましたし、そもそもテキサス州はピックアップトラックの販売台数が多い州としても有名です。あのトヨタもテキサス州にピックアップ用の工場を構えており、タンドラやタコマを年間25万台生産しています。
さらにサイバートラックの外骨格であるステンレスはSpaceXの大型宇宙船Starshipで用いられている素材と同じもの。そのStarshipの製造場所もテキサス州なのです。新しいギガファクトリーがテキサス州ではなかったとしても、その周辺に建設されるのは間違いないと言えるでしょう。
実はテキサス州はテスラ販売禁止
テキサス州はテスラのようにメーカーが直接車を販売することを禁止しています。ディーラーを持っていないテスラはテキサス州のテスラストアでは車の販売が出来ません。州内にテスラストアやサービスセンターはありますが、価格や販売に関する話は禁止されておりオンラインでの購入のみとなっています。
モデルY生産拠点としても丁度良い
生産キャパシティ | |||
フリーモント | モデルS,X | 90,000台 | 稼働中 |
モデル3 | 350,000台 | 稼働中 | |
モデルY | ※50,000台 | 稼働中 |
出典:Tesla IR
※2019年Q3のモデル3生産台数35万台から算出
またイーロンマスクは新しいギガファクトリーでアメリカ東部向けのモデルYも生産するとツイート。テスラの2019年Q4によるとアメリカ内でのモデルY生産は当分年間5万台のみ。

モデルYはテスラが今まで販売してきた全ての台数を上回るポテンシャルがある!
と豪語する割には生産拠点ないよなーと思っていたところ、今回の発表でした。アメリカ中部にギガファクトリーが出来ればアメリカ東部への配送コストは下がるでしょう。

サイバートラックは2021年生産開始予定。
果たして間に合うのか!?
Giga Texas?
— Elon Musk (@elonmusk) February 5, 2020
コメント
サイバートラックのサスペンション形式は何か分かりますか?
エアサスとのことですが、やはり前後独立のダブルウィッシュボーンなのかなあ