今回は、僕が犯してしまった失態についてお話しようと思います。
これはモデル3オーナーだけでなく、購入検討をされている方にも是非読んでいただければとおもいます。
巨大リアガラスにヒビが…
まず経緯を説明しますと、僕は純正リヤダンパーの性能にとても不満があり、社外品の強化ダンパーを購入しました。
そしてその部品交換作業時に、ダンパーから数センチしか離れていないリアガラスに何の保護もせずただ黙々と作業をしてしまいました。。。
ヒビが入っているのを見つけたのが作業が終わった後で、作業前にはこんな大きなヒビはなかったので薄々「やっちまった…」と後悔しながらテスラのカスタマーサポートに連絡を入れると「保証対象ではない」「概算12万円ほど」と案内され絶望的でした。
貯金から一気に10万円以上出すのはこの先のことを考えると気が重いですし、保険を使うと今でもカツカツな月々の支払いが値上げされてしまう…と考えていたら先行きが真っ暗で自分の失態を後悔しました。。。
ロングクラックも修理が可能!!
そんな中、テスラオーナー同士のグループで現状報告と絶望的な旨を話すとすぐに車関連の話題でとても情報通なKさん(仮名)が「このショップはロングクラックの経験あるから相談てみたら?」とアドバイスをいただき、微かな希望をもって連絡してみることにしました。
そのショップというのが、以前にもフロントガラスのロングクラックリペアをされていたので、早速次の日に朝一で連絡を入れ、「30cm以上のロングクラックであること」「リアガラスで熱線の上を走っていること」などを伝えると、「話を聞く限りでは施工可能だと思われ、概ね¥25,000+税で行える」との回答をいただけたので早速次週に施工予約を入れさせて頂きました。
出張修理専門のリペアショップ
今回お願いをしたショップは出張修理専門で、自宅や職場の駐車場で施工される方が多いようですが、あいにく僕は茨城なので自宅出張してもらうのは割に合わないので、区営の公共駐車場で施工してもらうことになりました。
テスラ仲間のご好意で駐車料金節約!!
そして当日、テスラ仲間のFさん(仮名)が都内の契約駐車場を無料で貸して頂けるとのお声を頂いたので、急遽ショップの方に施工場所を変更してもらい、喜んで使わせていただくことになりました。
施工は予定通り3時間程で終わりましたが、FさんやIさん(仮名)が見学をしに来てくれたおかげで、プチオフ会のようにとても楽しく談話しながら、僕のダメダメなカスタムを修正してくれたり、車のカスタムについて熱い想いや経験談を教えていただき、とても充実した1日を過ごせました。
有償ガラス交換だとすると?
もちろん、ひび割れの対処としては全交換するのが一番キレイになります。 しかし、僕はこれからスモークフィルムを施工する予定がありましたし、リアガラスは車検の点検項目にはありません。なので自分にとって全交換はあまりに大袈裟で高額だったので応急処置としてリペアを選びました。
もし全交換となると、既に実費でガラス交換をされたウラノブさんによれば、横浜サービスセンターで作業をし、11万円程かかったそうです。
僕がサービススタッフに聞いたところでは、関東近辺では戸塚のサービスセンターで作業をし、金額は12万前後。
しかし、今回は訳あってテスラ名古屋に問い合わせをしたところ、名古屋近辺では提携整備工場での作業で12万円以上かかるとのことでした。
つまり、地域や作業場所によって金額が違うようなので注意が必要です。
まとめ
結果論から言いますと、予定外の修理費がかかってしまいショックでしたが、テスラオーナーの方々のおかげでいろいろなことが学べたので、今では「割って良かったな笑」と思えるほど大満足でした。
今回の失態に関しては自分なりに「少し高い勉強代」だと思ってポジティブに捉えています。
リペアの方も、最初は遠目でもハッキリ確認できる大きさのヒビでしたが、修復後は近くで見ないとどこにヒビがあるか分からないほど綺麗になりました!
ヒビが目立たなくなり、延伸を防げて、3万円以下に抑えられたのは自分にとって最良の選択でした。
これは技術ある腕の良いショップの方とテスラオーナーの方々のおかげで成せた結果だと思います。
今回のリペアで人脈の大切さを改めて感じました。
改めてモデル3の注意点
モデル3のリアガラスは淵がむき出しで、トランクやリアダンパーがスレスレにあるので、これからうっかり割ってしまったりすることもあると思います。そんなときにこのブログを思い出していただいて、状況によって最適な判断をしていただきたいと思い、投稿させて頂きました。
もちろん最初から割らないように注意することが1番大事ですが、本当にちょっとしたうっかりミスでやってしまいますので、他人事と思わず細心の注意を払ってください。
モデル3の強度は高いと言われていますが、点の衝撃や淵への衝撃で簡単にヒビが入ってしまうのでお気をつけ下さい。。
ガラスのヒビを見つけたときの対処法!!
基本的に一般的な車のフロントガラスやモデル3などの一部車種のルーフ/リアガラスは強度を保つため、合わせガラスが用いられています。
これは、2枚のガラスの間に樹脂膜を挟むことで完全に砕けることなく飛散防止や防犯ガラスとして使われています。
そのため、飛び石や衝撃ではいったヒビで砕け散ることはありませんが、蜘蛛の巣状や1本のヒビが延伸する可能性は大きいです。
もし、合わせガラスにヒビが入ってしまったときは、まず第1に直射日光や雨(水)を当てないようにカバーをします。
ガラスリペアはヒビの中に樹脂を流し込んで固めるため、中に水分やゴミが入り込んでいると綺麗に直りません!
また、カバーと言われても知識がゼロだった僕は手元にあった「ガムテープ」で貼り付けましたが、ダメです。
ガムテープは粘着力が強いため、剥がす際にヒビを広げる可能性があります。
また、一般家庭によくある「セロハンテープ」もダメです。
セロハンテープは水気に弱く、当てになりません。
更に、僕は貼り方も失敗してしまい、長いクラックを1〜2センチごとに切ったテープを重ねながら貼り付けましたが、これは「毛細管現象」で逆に隙間から水を中に吸い込んでしまうと言われてしまいました。。
幸い、雨の日は乗らなかったので良かったですが、逆効果になり得ます。
リペア屋さん曰く、1番良いのは「ビニールテープで1本のまま貼り付ける」だそうです。
変に区切ると剥がす時も危ないですし、水の浸入箇所が増えるだけです。
関東近郊でロングクラックが起きたらこのショップへ!!
最後に今回のリペアショップの紹介をさせて頂きますが、関東近辺の方は修理と交換を迷った時は是非1度電話で問い合わせてみてください。
この方はとても丁寧な作業でかつ、高コスパだと思いますので、交換する前に一度試してみる価値は十分あると思います。
僕は非常に満足でした!!
このショップはデントリペアも行っているようで、モデルS,モデルXのようなアルミボディでもサイズによって出張修理ができるようなので是非ご検討下さい。
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