Model Yを3月14日にLA Design Studioで発表するよ
いよいよモデルY、アンベールの日程がイーロンマスクにより明らかにされました。今回はモデルYについて過去にイーロンマスクが語ったことも含めて書いていきます。
モデルY軽量化の要、ワイヤーハーネス削減
ワイヤーハーネスとは
ワイヤーハーネスは、自動車の神経・血管に相当する電線の束です。
https://www.yazaki-group.com/recruit/newgrads/company/wireharness/
近年の自動車は、走る、曲がる、止まるといった基本性能だけでなく、安全性や利便性を確保するための各種機能を実現するために、数多くの電気・電子機器が使用されています。ワイヤーハーネスはこれら電気・電子機器を確実に「つなぐ」役割を担い、電源を供給し、信号を伝送します。モーターを動力として使用するハイブリッド自動車(HV)、電気自動車(EV)は、バッテリーからモーターなどに高い電圧を安全・確実に供給する高電圧ワイヤーハーネスが必要です。
モデルSでのワイヤーハーネス使用量は3000メートル 50kg
モデル3は1500メートル
対してモデルYは僅か100メートルとイーロンマスクは語りました。
※2017年Q1決算発表時
EVは軽量化が航続距離にダイレクトに関係してきます。
テスラは外装やシャーシーをアルミにするなどして軽量化を図ってきました。バッテリーの重さをカバーするには他のパーツを削減したり素材を変更するしかないのです。
一般的に車内のスイッチなどが増えれば増えるほど、ワイヤーの長さも比例して増えていきます。モデル3のインテリアがミニマルな理由は物理的なボタンの量を減らし、ワイヤーに掛かってくるコストや重量削減にも一役買っているというわけです。
製造を簡単にするだけではなかったんです。
とはいえモデル3より重くなるでしょう
SUVであるモデルYはモデル3よりも約10%大きい。約10%コストが多くなり、同じ大きさのバッテリーでも航続距離がわずかに短くなります。
10%車体が大きくなるのは確定のようですが、重量がどういった割合で増えるかはまだ分かっていません。
SUVですから車体フロント部分がセダンよりも大きく、空気抵抗も多いはずです。
にも関わらず、「航続距離は僅かしか変わらない」という言葉の裏には、軽量化に対する相当な努力があるのかも知れません。
モデルYは空力オバケ
電費を良くするには空気抵抗の改善も重要な手段です。
公開されているティザーを見る限り、モデルYにはサイドミラーがありません。最近ではレクサスなどでも導入が開始されたカメラタイプのものが採用されるとは思うのですが、カメラすら見当たりません。
もしかしてAピラーに埋め込むのかな???
モデルXのコンセプト画像出した時もサイドミラーはカメラ。結局普通のミラーでリリースされましたね。
モデルYのティザー画像はミラーレス+カメラレスって所を見せつける構図なのでマジでフレームに埋め込んでる可能性はあります。
まとめ
モデルYは軽量化をメッチャ頑張って、空気抵抗もSUVにしては出来るだけ少なくした革命的車両になってるはず!!
3/14になりゃ分かる。
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