先日、突如リークした加速ブーストアップグレードが早速アメリカで配信スタートしました。対象となっているのはモデル3ロングレンジAWDというモデル3の中でも真ん中のグレード。
このアップグレードは課金制を取り入れており、インストールするには2,000ドル支払う必要があります。スマートフォンのテスラアプリ経由でクレカ決済が可能なので、ゲームを買うかのようにサクッとインストール可能。
モデル3オーダー画面でソースコードを表示すると日本円での価格が22万円と記載されています。
それでは実際にアップグレードした車両の走行データを見ていきましょう!
パフォーマンスとロングレンジの中間
画像:reddit
このアップグレードが感覚的にどんなもんかを結論から示すと以下の通りです。
ちょうど中間!!
ロングレンジAWD+はちょうど中間の性能であることが分かりますね。
0→100km/h、4.6秒から3.9秒へ
各数値の変化は以下の通りです。
フロントモーターの変化
139.5 kW→175.5 kW(+ 25.8%)
185.5 Nm→232.25 Nm(+ 25.2%)
リアモーターの変化
231 kW→221 kW(-4.3%)
318.5 Nm→333 Nm(+ 4.5%)
全体の変化
332kW→370.9kW(+ 11.3%)
501Nm→564Nm(+ 12.4%)
スピードの変化
4.4秒→3.781秒
4.6秒→3.962秒
参考:reddit
元々モデル3のモーターはリアの方が強力なものを積んでいます。今回のアップグレードでは主にフロントモーターを強化して全体的なバランスをとったという見方もできますね。
前回のアップデートでは5%出力が向上しましたが、今回のアップグレードはさらに11.3%も出力が上がります。
5%でも十分違いを体感できたのに11.3%もアップするだなんて・・・
ちなみに日本ではまだ購入が出来ません。
車検証の定格出力の記載が関係してきそうですが、今回のアップグレードは最高出力の変化なのでおそらく関係ありません。記載変更手続き、構造変更手続きなどは必要ないと思われます。
日本でも早く配信が始まるといいですね!!
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