水没に対しては、ほとんど心配ありません。
1.市販されている車では、深い水溜まりを走行するなどで、車が水没することは想定されています。
2.高電圧のかかる場所は、結露などによって漏電することを防止するため、絶縁処理が行われています。
3.漏電を検出すると、自動的にバッテリーを切り離す機構が搭載されています。
4.津波のように、水没した後、障害物に衝突して物理的に破壊されると、バッテリーの端子が直接水に触れるため、漏電が発生しますが、水没している状態では、電流は、もっとも電気抵抗の小さい場所を通るため、車のボディーなどの金属部分を集中して伝わります。
水自体に電流が流れても、体積が非常に大きいため電流密度自体は小さく、人が感電したとしても、筋肉が硬直するようなことはありません。
ただし、その状態で金属のボディーなどに触れると、電流が集中して感電する可能性があります。