テスラが2019年Q2の決算報告を行いました。
概要をざっくり記していきます。
モデル3週産7000台突破
フリーモントにおけるモデル3の生産台数が一週間あたり7000台を突破しました。
販売開始当初は死ぬ思いで5000台を実現、現在安定的に7000台を維持できているのは努力の賜物ですね。
2019年末までに全モデル合算で週産1万台を目指しており、まだまだ生産拡大の取り組みは終わりません。
ギガファクトリー上海
もうすでに生産設備を運び込んでおり、初期の製造では年産15万台規模を見込んでいます。
今まで培ってきた経験を生かし、アメリカの設備よりも費用効果が高いものとなっています。
2019年末までに稼働を開始させ、2020年6月30日までの12ヶ月間で世界で50万台の生産能力を獲得。
モデルY
2019年Q2から生産準備を開始。
モデル3と大幅にコンポーネントが共通しているので既存の製造設計を使用。
SUVの市場規模、価格帯を考慮するとモデルYはモデル3よりも収益性の高い製品になる予定とのこと。
インフラ
Q2にモバイルサービスカーを101台追加しサービス拠点は25箇所増加。
サービスの待ち時間をかなり改善。SCの数は1600増加しV3SCの平均充電時間は15分。V2SCと比べると充電回転率が2倍に高まっている。
エネルギー製品
パワーウォールとパワーパックの導入は第2四半期に81%増加し、記録的な415 MWhとなりました。設置は5万箇所以上。
今後の見通し
コストを下げるために現地生産と既存工場の改善が不可欠。
年末までに上海を稼働させ2020年秋までにフリーモントでモデルY生産開始。
今後数四半期以内にヨーロッパのギガファクトリー建設地を決定させるとのことです。
コメント
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