12月30日、テスラは上海ギガファクトリー製モデル3の納車を開始しました。イーロンマスクは2019年末までに稼働開始を目標としていましたが、納車まで始めてしまうとは!!
今回納車された15台は全て現地のテスラ従業員向けであり、本格的な納車は2020年1月にスタート。
思い返せば2017年7月28日にアメリカでモデル3の販売が開始した時も、テスラ従業員向けにデリバリーを開始したものでした。当時は「公約」を守るために不具合だらけの初期ロットを従業員にあてがったと解釈していましたが、上海ギガファクトリー製モデル3に関してはすでに一般ユーザー向けの車両を配送センターに運び出しています。
中国のテック系メディア新浪科技によると、すでに週1000台を達成していると予想されており、2020年末までに週2900台(年間15万台)を目指しています。
画像:新浪首页
2020年はサービス関連に投資
テスラチャイナのアフターサービスディレクターであるシュエ・ジュン氏は、今後多くの人材とリソースが仮想サービスセンターに投資されると述べました。スマートカーとモバイルネットワークを使い、ユーザー中心のインテリジェントなアフターサービスシステム構築を宣言したことになります。
2020年には、スーパーチャージャーとサービスセンターの数を2倍にすることを計画。
出典:新浪首页
中国はテスラにとって重要な市場
2019年1〜3月の売上を見てみると以下のようになっており、中国はアメリカに次いで2番目に販売が多い国となっています。
アメリカ 23億2956万9千ドル
中国 7億7941万3千ドル
ノルウェー 4億1606万ドル
オランダ 1億1335万1千ドル
中国 7億7941万3千ドル
ノルウェー 4億1606万ドル
オランダ 1億1335万1千ドル
出典:SEC
中国での販売台数をさらに伸ばすため、プレイできるゲームが中国だけ多く、WeChatアカウントにログインすることによりオンライン対戦も可能となっています。
日本も特別扱いされるくらい販売台数を伸ばしたいですね。
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