図らずもイーロンマスクの誕生日にモデル3の試乗をしてきました。
米国やヨーロッパでのインプレッションを指をくわえて今まで見ていましたが、とうとう試乗する日がやってきました。
試乗車はモデル3パフォーマンス 20インチホイール ディープブルーメタリック
文字や映像ベースで散々情報を集めてきたつもりですが、やはり乗らないとわからない事がたくさんありました。
私が感じたモデル3の最強の長所と決定的な短所を共有できればと思います。
※一般道での試乗なので一番の長所であるオートパイロットは試せていません。
モデル3最強の長所
前方の見切りが最強
モデル3はボンネットがとても低く抑えられているので、見切りがとてつもなく良いです。
身長にもよりますが、シートの調整で車両の両角は把握できるはず。
一般的なセダンと同じくらいノーズの長さはありますが、軽自動車並みに視界が良好。
計器類などのフードが無いことも視界の良さに繋がっています。
他メーカーのEVでもここまでボンネットが低く抑えられているのは珍しく、単に
「エンジンが無いから」
だけでは無いように思えます。
モデル3はかなり広めのフランクが備わりつつボンネットがすごく低い。
これはテスラエンジニアリングの賜物だと思います。
加速が最強
言わずもがな。0-100km 3.4秒は伊達じゃない。
正直一般道でベタ踏みするとあっという間に制限速度にイってしまうのでいろんな意味でリスクを孕んでいます。
ワープするような感覚。絶叫マシン。
高速の合流で友人を楽しませるにはもってこい。
オーディオが最強
1 | サブウーファー |
2 | アンプ |
6 | 200mmウーファー |
7 | 100mmフルレンジ |
8 | 25mmパッシブツイーター |
9 | HI DEF AUDIO |
10 | 25mmアクティブツイーター |
パフォーマンスはプレミアムインテリアなのでスピーカーがフルスペックで搭載されています。
イマーシブサウンドを「ハイ」にすると上記図の高音を司っているスピーカー⑧⑨⑩がオンになります。
高音がメチャクチャクリアになり、モデル3がオーディオルームに変身。
そして特に注目して欲しいのが①のサブウーファー。
内燃機関車だったらあの位置にこの大きさのスピーカーは配置できません。
かと言ってトランクを犠牲にしてるわけでも無い。。
バケモンみてーな車だな。
試乗する際、スマホと接続してお気に入りの音楽を再生してみることをお勧めします!
回生ブレーキの丁度良さが最強
「スタンダード」と「ロー」に設定可能。
回生ブレーキの効き具合がとても自分好みでした。
モデル3の回生は低速になるまで強く効き、最後の停止はフットブレーキ。
という扱い方になります。
普段からリーフのePedalやノートepowerのSモードをよく使っていますが、このモデル3もそれなりに回生が効いてくれます。
ePedalの場合は停止までをアクセルで制御する形になりますが、低速域ではブレーキペダルで停止まで調整する方が楽な場合が。(もちろん好みによります)
モデル3は停止をフットブレーキで操作するので、扱いに戸惑いを感じることはなさそう。
開放感が最強
後席の開放感は最高に良いです。
天井からトランクまで全てガラスなので運転席から後方を確認するときも視界はとても良好。
Cピラーの小窓もグッド。
決定的な短所
それは後席の熱さです。
試乗した日は天気が良く、日光もサンサン♪だったので大変気持ちよかったのですが、後席はかなり熱かったです。
暑いじゃなくて「熱い」
ガラスルーフそのものが太陽光で結構加熱されており、熱いんです。
対処法 公式のシェードを購入する
日本のストアでの価格は発表されていませんが、米国では90ドル。
1万円前後でお手軽に付けたり外したり出来るので検討する価値はかなりあると思います。
カー用品店でスモーク貼っても良いかもしれませんね。
運転席、助手席は大丈夫
ほんの少しだけ温もりを感じますが、ほとんど気にならないレベルです。
後席が熱いのはガラスが真後ろまで延びており、首の後ろや肩付近にも熱を感じるからだと思います。
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