2020年11月24日、イーロンマスクは欧州バッテリー会議にオンラインで出席し、ギガベルリンで全く新しい自動車を開発すると発表しました。
『ヨーロッパには才能のあるデザイナーやエンジニアがいて、レベルの高い人々はそこで働き、自分のアイデアを実行したいと思っている。カリフォルニアでデザインされたものをコピーしたいだけじゃないはずだ』
『先日、ベルリンでモデルXを運転したが、車が収まる駐車スペースを探すのに大変苦労した』
と語っており、ヨーロッパで根強い人気があるコンパクトカー(ハッチバック含む)を開発し小さなスペースでも問題なく駐車できる車の開発を目指すとのこと。ヨーロッパにおける9月のEV販売ランキングをみるとコンパクトカー、小型クロスオーバーが目立ちます。
1位モデル3 16,125台
2位ルノーゾエ 11,026台
3位VWID.3 8,571台
4位・ヒュンダイコナEV 6,143台
出典:http://ev-sales.blogspot.com/search/label/Europe
また、ドイツのブランデンブルクに100GWHのバッテリー工場を建設する計画があり、200〜250GWHにまで拡大する計画があるとのこと。
ギガベルリンでは、新しい電池を大規模生産する予定でバッテリーセルの生産設備を開発する機械工学会社2社をすでに買収済み。バッテリーコストを下げるにはただ大量に電池を作るだけでなく、「電池生産ライン用機械を作る機械」の開発が重要であると語っています。
https://www.welt.de/wirtschaft/article220910366/Tesla-Elon-Musk-verkuendet-neues-Modell-speziell-fuer-Europa-und-Batteriefabrik.html