テスラ車の車両保険の取扱停止の一因として、高額な修理工場の利用や、代車としてテスラ車を要求するオーナーがいることもあると感じます。指定工場を使うと仕方ない面もありますし、それらは当然の権利かもしれませんが、個々人のこうした選択が全体として保険会社への大きな負担となり、この結果に繋がっているのかもしれません。
自分の出費を伴わないからといって高額な補償を求めることは、最終的に全てのオーナーにとって不利な結果をもたらすという事が如実に表面化したのだと思います。
例えば、ドアパンチなどでドアに小さな傷がついた場合、その修理や代車に数十万かかるとして、自腹だった場合その金額を支払うかどうかを考えてみることも必要なのかもしれないと感じました。事故相手の態度が許せないからといって高額修理をしても、車両保険を使うならその相手の懐が痛む事はなく、結局、料率悪化という形で自分達に返ってくるのですから。
相手が直接負担するなら、相手の対応次第で遠慮なくやるのは良いと思いますけどね。