
日本で販売されるモデル3にチャデモアダプタ付属とEVsmartブログさんが言及しました。
と言うことはモデル3の充電ポートはスーパーチャージャー(以下SC)となります。
モデル3でのチャデモアダプタ規格はまだ発表されていませんが、モデルSモデルXと同じものになる可能性は高いと見ていいでしょう。
他の国ではチャデモに未対応

モデル3オーナーのメリットは?
などです。
SCステーションのストールをCCSとSCの2本出しにして対応をしています。
よって、その対応さえできれば充電ポートの種類関係なしに上記のメリット(SCV3を除く)は受けられるわけですが、オーナーが満足するスピード感で展開できるかは疑問でした。

SC、チャデモ両方使えるのは便利。
2019年夏、東雲に新設されるSCはV3である可能性が無きにしも非ずなので、期待したいですね。
チャデモアダプタの対応は世界中で熱望されている
西暦 | CCS | チャデモ | スーパーチャージャー | 合計 |
2012 | 0 | 359 | 0 | 359 |
2013 | 4 | 1051 | 44 | 1185 |
2014 | 595 | 1330 | 385 | 2704 |
2015 | 1742 | 2628 | 1070 | 7470 |
2016 | 4211 | 4989 | 2522 | 16158 |
2017 | 5102 | 5852 | 2917 | 18840 |
2018 | 6881 | 7324 | 3624 | 24330 |
2019 | 7560 | 8250 | 3777 | 27245 |
※いずれもストール数
これはEU圏内の20kW以上の急速充電器の推移を表したグラフです。
見てわかる通りチャデモが8250と一番多い事がわかります。
IonityがCCSを採用したこともあり、EU圏のモデル3でもCCSが標準となっていますが、現状ではチャデモの方が優勢となっています。
カナダ
カナダのモデル3はSCですが、オーナーからはチャデモやCCSアダプタ対応の声があがっています。

スーパーチャージャーに恵まれていません。
モデル3の CCS または CHAdeMO アダプターはいつ対応されますか?
アダプタは、航続距離の不安を解消します。
なぜアダプタ対応してないのか?
いくつか理由が考えられますが
からだと思われます。
テスラはSCの売上で利益を得ようとは考えていません。
しかしSC網拡大に伴って設置に関わる費用やランニングコストは賄う必要があり、利用料金も値上がりしています。
値上がりは世界規模でおよそ30%アップ。結構インパクトのある上がり幅ですね。
日本も例外ではなく、かなりの値上げが行われました。
60kW以下 1分あたり 16円→20円
61kW以上 1分あたり 32円→40円
※2019年1月22日に改定
※場所により数円の差があります。

テスカスもSCを使いたい。
こういった事情を抱えながらも、EUと中国でCCSやGB/Tポートにしたのはユーザーの利便性を考慮したのでしょう。
既存のSCステーションにCCS、GB/Tを付け加えることによって、収入面はクリアしていくと考えられます。

じゃあチャデモも同じスキームで展開すればいいのでは??
と言う意見も聞こえてきそうですが、チャデモのコネクタはかなり大きいです。
モデル3の充電ポートに
急速充電+普通充電を収めるのは難しそうです。
公式アナウンスはまだです
油断してはいけないのはテスラなので直前まで何があるかわかりません。

マスク
やっぱ、やーめっピ☆
鶴の一声で全てが変わります。
そもそもEVsmartさんの試乗に同行したテスラ関係者が間違えてる可能性も大いにあります。
先にオーダーが開始しているイギリスの充電ポートもまだ確認されていません。よって日本のオーダーが開始してもテスラから正式な発表があるとも限りません。

果報は寝て待て
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