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テスラが2020年7〜9月の車両火災データを公開!火災発生率は一般的な車の9分の1であることが判明!

テスラは2018年の10月から「事故1件あたりの走行距離」を3ヶ月ごとに公開しています。

また、車両火災データも一年おきに公開しており、バッテリー火災や事故による出火だけでなく、放火や飛び火したものまで含めたデータとなっています。

今まで公開したデータも含めて見ていきましょう!

2012年〜2019年の車両火災データ

テスラが燃えるのは
2億8000万km
走行ごとに1件
ちなみに全米防火協会(NFPA)のデータによると一般的な車両は3040万kmに1件の車両火災があることを示しています。
テスラが燃えにくい車ということが一目瞭然ですね。

2020年7月〜9月

オートパイロットによる運転の事故
734.4万kmに1件
人間による運転の事故
387.2万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)
人間による運転の事故

286.4万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

アメリカでの一般的な事故1件あたりの走行距離
76.6万kmに1件

2020年4月〜6月

オートパイロットによる運転の事故
724.8万kmに1件
人間による運転の事故
363.2万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)
人間による運転の事故

249.6万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

アメリカでの一般的な事故1件あたりの走行距離
76.6万kmに1件

2020年1月〜3月

オートパイロットによる運転の事故

748.8万kmに1件

2019年Q4は491.2万kmに1件だったのでオートパイロットの安全性が大幅に改善されました。これはオートパイロット時のステアリング保持警告の間隔が短くなったことが関係しています。
国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で以下のように策定されています。

ハンズオフ警告
システム作動中に運転者がステアリングを握っていることを検知する機能を備えること。
• 最大15秒 手放し → 視覚的警報(表示)
• 最大30秒 手放し → 視覚的警報(表示) + 警報音
• 警報音が30秒以上続く場合 → 5秒以上の緊急信号により運転者に強く警報のうえ、システムをOFFとすること。

出典:国土交通省

この保安基準、新型車は2019年10月から継続生産車は2021年4月から適用対象とされているためモデル3のみに適用されており、モデルS、Xは免れています。
人間による運転の事故

318.4万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)
人間による運転の事故227.2万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

アメリカでの一般的な事故1件あたりの走行距離76.6万kmに1件

平均より圧倒的に低いテスラの事故率

NHTSAによる統計によると2020年1月〜3月、アメリカでは76.6万キロにつき1件事故が起きています。

テスラの事故は報道で取り上げられやすいだけで、他メーカーよりも事故件数が低い事がわかります。

NHTSAとは
アメリカ合衆国運輸省
アメリカの運輸を統括する官庁のこと

2019年10月〜12月

オートパイロットによる運転の事故

491.2万kmに1件
人間による運転の事故

336万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)

人間による運転の事故

262.4万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

アメリカでの一般的な事故1件あたりの走行距離

76.6万kmに1件

2019年7〜9月

オートパイロットによる運転の事故

708.8万kmに1件
人間による運転の事故
432万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)
人間による運転の事故
291.2万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)
アメリカでの一般的な事故1件あたりの走行距離

79.6万kmに1件

2019年4〜6月

オートパイロットによる運転の事故

523.2万kmに1件
人間による運転の事故

350万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)

人間による運転の事故

225万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

2019年1〜3月

オートパイロットによる運転の事故

459.2万kmに1件
人間による運転の事故

281.6万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)

人間による運転の事故

201.6万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

2018年10〜12月

オートパイロットによる運転の事故

465.6万kmに1件
人間による運転の事故

252.8万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)

人間による運転の事故

200万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

2018年7〜9月

オートパイロットによる運転の事故

534.4万kmに1件
人間による運転の事故

307.2万kmに1件
(製造が2014年9月〜アクティブセーフティ機能付)

人間による運転の事故

352万kmに1件
(アクティブセーフティ機能無し)

テスラがいかに安全な乗り物か一発でわかるデータですね。

コメント

  1. nao. より:

    テスラのアクティブセーフティはあまり効果ないんですね。
    1190万km/4件対978万km/4件と2割しか増えてない。
    オートパイロットで1981万km/4件とようやく倍くらい。

    スバルのアイサイトは事故が6割減らしいからオートパイロットより優秀かも?

    • Ponkan Express より:

      アイサイトの6割減というのは国内で販売した車両の話、テスラのほうは主要な市場であるアメリカを含む全車両の話なので、対等に比較できません。

      アイサイトとオートパイロットの両方に言及した記事の、参考になりそうな文章を思い出したので、引用します: 「スバルのアイサイトはアメリカ市場にすでに投入されているが、日本仕様とは異なり操舵アシストは採用されていない。その理由は、アメリカでは車線の表示が多様で、また車線が薄れたりなどというメンテナンスが悪いケースも多いので、車線逸脱警告にとどめているという。このことからもわかるように想像以上に正確な車線の検知、判定、認識は難しいといえる。」 ( https://autoprove.net/tesla/model-x/167170/?a=all より)

  2. どん より:

    技術で事故が減るのは確実でいい事ですが、現状では危険を感じたら運転者が手動で操作してしまうのが殆どではないでしょうか。
    数値が少なく出るのはオートパイロット使用の中心が高速道路というのもあると思います。