いよいよ日産からプロパイロット2.0が発表されました。
実は予定より遅れての発表だったんです。
日産は明確なロードマップに基づき、自動運転技術の開発を推進しており、2018年には高速道路の複数車線における自動運転技術を投入し、2020年までに 一般道での自動運転技術を投入する予定です。
2017年のロードマップでこのように発表しており、日産攻めるなーなんて思ってたのですが、半年遅れての発表となりました。
予定より遅れたものの、日本メーカーとして初めてこの機能を導入します。
プロパイロット2.0のセンサー
日産は今までローコストな単眼カメラにこだわっていましたが、プロパイロット2.0からは三眼カメラを使用します。
画角と焦点距離が異なる3つのカメラでセンシングして、プロセッサで情報を判断します。
テスラでも同じような三眼カメラが使われていますが、日産のそれとは画角が異なります。
日産 | テスラ | |
望遠 | 28° | 35° |
標準 | 54° | 50° |
ワイド | 150° | 120° |
初代プロパイロットの時からモービルアイのカメラを使用しており、新世代でも同社製のものを採用しています。上記画像の右下にモービルアイのロゴマークが確認できます。
新開発と言っていましたが、すでに欧州メーカーでも採用されているシステム。具体的な違いは明らかにされていません。
サイドカメラをなんとか合成してアラウンドビュー対応してほしい。
マスク
カメラで判断できるからいらんやろ。
マスク
ドライバーカメラは不完全なシステムが使うものだ。
と言っております。
インターフェース
乗用車、トラック、バイクをそれぞれ識別して画面上に表示。
高速道路をハンズオフで走行中、設定速度を下回る車がいたら、システム側から追い越しを提案。追い越しの提案をステアリングスイッチで承認。
車線変更そのものは自動だけど、ステアリングに手を添える必要あり。
インターフェースはテスラと似てます。
てゆーか、各社似たようなものになるのはしょうがない。
日産は後方にカメラがないので後方車両は映しだせませんね。
ハンズオフの範囲
高速移動路の同一車線内のみ。
短い距離で合流を伴うジャンクションに入るとハンズオフは解除されるようです。
一部例外として、合流を伴わない或いは長い距離走行して合流するような一部のジャンクションでは使えるところもあるとの事。
テスラは今の所ハンズオフは出来ません。
その代わり、システムが車線変更を判断して、勝手に実行するモードが備わっています。
リリース時期
上記機能を搭載したスカイラインは2019年秋販売開始。
一方、テスラのナビゲートオンオートパイロットの日本リリース時期は未定であります。
ハンズオフはしばらく日産のみになりそう。
参考ページ
コメント
予定より遅れたのは国交省が基準を決めるのが遅れたからだね。
日本ではテスラは終わったようにおもいます。
モデル3を買うのは待ったほうが賢明ですよ。
これからも国交省は一般道の自動運転に向けて新たな基準を追加してきます。
それにテスラのハードではついてこれません。他社はモデルチェンジで
新たなハードを追加して対応ができるのですがソフトウェアのアップデートだけで対応しようとするテスラは無理です。
日本の「テスライジメ」のような規制は困る。自動運転でも日本はガラパゴス化するつもり?なんとかテスラジャパンには頑張ってもらって、モデルS,Xも含めて車種ごとの認可を取得してほしい。国は、消費者の選択の幅を狭めないように。