中国のモデル3に低パフォーマンスなチップが混入

こんにちはテスカスです!

2019年の夏以降に生産された全てのモデル3にはフルセルフドライビングに対応したチップ(HW3.0)が搭載されています。
しかしギガ上海で製造された一部の車両にHW2.5という1世代前のチップが搭載されていたことが発覚。中国の顧客の間で混乱が生じています。

HW3.0は8台のカメラで1秒あたり2100フレームの画像処理が可能。それぞれのカメラからの映像を組み合わせて三角測量の過程を経て3D空間を作成したり、人の体の向きから行動を予測することが可能です。
対してHW2.5はおよそ21分の1の処理性能。

そりゃがっかりするよね。

これを受けテスラは声明を発表。要約すると以下の通りです。

・コロナウイルスの影響でチップを作ってるサプライチェーンが対応しきれなかった

・生産能力が回復すれば無料でHW3.0に換装する

・どちらにせよ安全性に影響はない

ギガ上海は2月10日に作業を再開し、生産を再開しました。 サプライチェーンの条件に基づいた期間中、モデル3スタンダードレンジ+にインストールされたハードウェアの一部はHW2.5になっています。 生産能力とサプライチェーンの回復に伴い、HW3.0をHW2.5に無料で交換し続けます。 Sierra Service Centerで予約してください。
HW2.5でもHW3.0でも安全性に基本的に違いはありません。 フルセルフドライビングオプションを選択したすべてのお客様には、HW3.0ハードウェアがインストールされています。
私たちの当初の意図は、消費者の安全と使用の要件を満たす前提で、できるだけ早く製品を提供することでした。 テスラを愛する車の所有者によって引き起こされたトラブルについては、私たちの考えと理由を表明し、現在の状況では、タイムリーなサプライチェーンと納品を確保するためにさまざまな手段を積極的に講じています。 私たちは消費者の提案に注意深く耳を傾け、より良いサービスを提供していきます。

出典:weibo

コメント