テスラがアーリーアクセス対象者に新しいソフトウェアV10のリリースを始めました。
詳細をチェックしていきましょう!
新しいゲーム
カップヘッド
カップヘッドテスラエディションは、1930年代の漫画に触発され、ボス戦に重点を置いた古典的なランアンドガンアクションゲームです。CupheadまたはMugman(シングルプレーヤーまたはローカル協力プレイ)としてプレイしながら、ゲームの最初のステージをお楽しみください。 奇妙な世界を旅し、新しいCUPHEAD武器を入手し、強力なスーパームーブを学び、悪魔に借金を返済しようとする間に隠された秘密を発見してください!
すべてのテスラアーケードゲームと同様に、プレイするには車をPに入れる必要があります。 Cupheadにアクセスするには、アプリケーションランチャーをタップし、[エンターテイメント]> [Tesla Arcade]をタップして、メニューから選択します。
注:CupheadをプレイするにはUSBゲームコントローラーが必要です。 ゲームコントローラの動作は、メーカーとモデルによって異なる場合があります。
カップヘッドはアニメーションが大変素晴らしく、CGではなく昔ながらのセル画を45000枚以上用いて作成されています。その為、10年以上前に開発されたゲームのような錯覚を覚えます。
対応しているUSBコントローラーは多岐に渡りますが、種類によっては部分的な操作ができないという報告も上がっており、納車次第レビューする予定です。
動画コンテンツ
YouTube、Netflix
テスラシアターでは、車がパーキングの状態でWi-Fiに接続しているときに映画やビデオを見ることができます。 テスラシアターを起動するには、アプリケーションランチャーの新しいエンターテイメントアイコンをタップし、[シアター]タブを選択します。
注:アーリーアクセス期間中は4Gからでもストリーミングが可能
事前情報通りNetflixとYouTubeの視聴が可能となりました。
モデル3のワイドスクリーンが活かされる機能ですね!
プレミアムコネクティビティ料、年間100ドルの中にNetflix視聴料金が含まれることを期待していましたが、現段階ではそのようなアナウンスはありません。
イーロンマスクはスーパーチャージャーに無料のWiFiスポットを設置して充電中に視聴可能にするとツイートしていましたが、設置されたという報告はされていません。
時間はかかるかも知れませんが、朗報を待ちたいところですね。
無料WiFiスポットまで要求したくなるとは、、、
人間は欲深い生き物。
テスラチュートリアル
モデル3が今後広く拡大していく中で必要なコンテンツと言えるでしょう。
モデル3は普通の車とは大きく異なります。
最新情報に敏感なテスラギークたちは車を手に入れる前に操作方法を熟知してしまいますが、様々な層へ販売が進むと操作方法に戸惑いを感じる人も増えてくるでしょう。
カラオケ
カラオケはお気に入り機能にも対応しています。 MediaメニューからCaraokeを選択。 マイクアイコンをタップして、ボーカルトラックを再生するかどうかを調整します。
注:カラオケの歌詞を表示するには、車がパーキング状態にある必要があります
いよいよカラオケ機能が実装されましたね。
個人的にはタブの中に「ディズニー」とあるのも気になります。日本の音楽著作権はJASRACがギラギラ目を光らせているので、導入には多大なコストが掛かりそう。
新しいビジュアル
視覚化された表示が改善され、より多くの環境で車の周りに追加のオブジェクトと車線が表示されます。さらにドラッグやピンチをして、一時的にズームを調整できます。 しばらく放置すると画面はデフォルトの位置に戻ります。 自動車線変更のヴィジュアルが改善され、隣接する車線のどこに移動する予定かが強調表示されます。 自動車線変更が開始されると、隣接する車線が青で強調表示され、車の輪郭が表示されます
マップ関連
Feeling Lucky or Hungry?
近くのアトラクションへのサプライズアドベンチャーに移動します。Navigate> Luckyをタップするか、Navigate> Hungryをタップして、Teslaが選択した地元のレストランへの道順を取得します。 また、場所のポップアップを更新して、関連するWebサイトが存在する場合は簡単にアクセスできるようにしました。
簡単にいうとランダムにオススメの観光地やレストランをピックアップしてくれる機能ですね。
目的地はどこでもいいけどドライブを楽しみたい人にオススメ。
日本で実装されたら、私めちゃくちゃ使うと思います。
マップ改善
行きたい場所を見つけてナビゲートしやすくするためにマップを改善しました。 目的地を検索するときに検索結果に距離が含まれるようになりました。 マップ上のラベルを直接タップして、関連する場所の詳細をすばやく表示し、その目的地に移動できます。
その他
セントリーモードの改善
セントリーモードのビデオクリップは、USBドライブの別のフォルダーに保存され、レビューと管理が容易になりました。 また、USBドライブに十分なスペースがなく、セントリーモードのクリップが5GBを超えるスペースを使用している場合、最も古いセントリーモードのビデオクリップが自動的に削除されるようになりました。
地味ですが大きな改良ではないでしょうか。
今までは録画された記録媒体のデータ容量がフルになると、新規の録画は出来ないようになっていました。
今回の改善によって古いデータから自動的に消去されるようになったので、わざわざPCでデータ削除する必要がなくなりました。
本当に重要なデータだけは別途移し替えるようにしましょう。
ジョーモード
ジョーモードを有効にすると、車のチャイム音量が下がります。 静かなチャイムは引き続きドライバーに効果的に警告し、乗客(たとえば、ジョーの子供)の混乱を最小限に抑えます。 ジョーモードを有効にするには、[コントロール]> [安全性とセキュリティ]> [ジョーモード]をタップします。
テスラ車はオートパイロットをオン・オフ時、ナビゲートオンオートパイロットのオン・オフ時などなどいろんなタイミングで効果音が車内に流れます。そこそこの音量で。
イーロンマスクのツイートによると今までの半分まで音量を下げることができるようですね。
ソフトウェア更新の改善
ソフトウェア更新エクスペリエンスのスタイルと優雅さが向上しました。 これでどのソフトウェアバージョンがダウンロードされ、インストールされるかがわかります。 また、ソフトウェアの更新が開始されると、タッチスクリーンがオンのときにインストールの進行状況を表示できます。
ランチャーの改善
Phone Appを簡単に起動できるように並べ替えました。 また、Tesla ArcadeをTesla Entertainmentに置き換えました。
まとめ
こうして見るとテスラはユーザーが求めているものを取り入れる努力をしてくれている事がわかります。
従来の車メーカーは販売までに完成させることに重点を置いていますが、テスラは進化の余地を大きく残して開発しています。
残念ながらV10のファーストリリースにスマートサモンは間に合わなかったようですが、逆に考えるとまだまだ伸び代が大きいメーカーですね。
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