現在テスラが売っている車は、将来的に完全自動運転に対応すると謳われています。2018年10月までテスラは完全自動運転パッケージを販売していましたが、現在買う項目は削除されてしまっています。
そのことについてイーロンマスクはこのように語っています。
イーロンマスク
混乱を招き過ぎていたんだ。
ざっくり訳すとこんな感じでしょうか。
ちょうどこの前後から車の注文画面が刷新され始めたことから注文画面をシンプルにしたかったと言うのがイーロンマスクの意見のようです。
どう考えても建前
テスラは当初、完全自動運転パッケージ(以下FSD)を3000ドルで配布していました。しかしその後5000ドルに値上げし、さらにその後注文画面から姿を消しました。(いずれの価格も注文時購入した場合)
完全に私見ですが、私の推察は以下の通りです。
5000ドルじゃ効かないくらい高コストになっちゃった
もし出来なかった時の訴訟リスク低減
LIDARがないと暗闇でのFSDは無理だと気付いた
テスラあるあるの1つに先行者利益というキーワードがあります。この事についてはまた別記事で取り上げますが、早く買ったほうが得ということ。
おそらくFSDも例外では無く、現実的に考えると5000ドルでは安過ぎたのかもしれません。
カメラ+ミリ波レーダー+超音波センサーだけでFSDが出来たとしても、システムが完成した際にはかなりの値上げがされていると予想できます。
とりあえず今は、現在テスラ車に搭載されているNVIDIA製チップより10倍性能が高いテスラ製チップの完成を待ちたいと思います!
コメント
一般的な自動運転定義1〜5は昨日の定義が明確な一方、完全自動運転FSDをテスラは使い続けるところはイーロンマスクが自社の定義で開発を進めるプライドだけじゃなく、責任逃れな部分もあるように思います。
今までレベルについて、サイトが評論の中で解釈したことはあっても、テスラ側が明確に使ったことがないように思います。
言いようによってはレベル3でもFSDと言い切れなくは無いと思います。ロボタクシーは不可能になってしまいますが。