ダイムラー、メルセデスベンツ部門の研究開発責任者であるマルクス・シェーファーはAuto Motor und Sportとのインタビューで「ダイムラーは次世代の内燃機関を開発する計画はない」と語りました。
シェーファーは開発の中心は電気駆動と電池の開発であると述べると同時に、既存エンジンは改良のみ続けていくとも明言しています。
他メーカーは
すでにフォルクスワーゲンは2026年を最後に内燃機関の搭載を終了させると予告。
(つまり改良も行われない)
BMWは今後30年かけてガソリンエンジンを縮小させ、少なくとも20年間はディーゼルエンジンの開発に取り組んでいきます。
ロシア、中東、中国の西部など、充電インフラのない地域が見られるため、さらに10〜15年間ガソリンエンジンは必要
ソース:cleantechnica
今がまさに既存メーカー生き残りの分かれ道となっています。
他業種でも
Amazonは気候変動に取り組むために抜本的な計画を発表しました。
2024年までに使用するエネルギーの80%を再生可能エネルギーへ。
そして2030年までに100%再生可能エネルギーでAmazonを運営していくというもの。
新進気鋭の電気自動車メーカーRivianに10万台の配送用電気自動車を発注し、2024年には実際に10万台走らせる予定です。
Amazonが以前から同社に対して投資をしていたことを考えると、決して不自然な流れではないのですが、1台も市販車を販売したことのない新規の電気自動車メーカーに対して10万台という発注台数は前例がありません。
画像:Rivian
Rivianは2018年末にSUVとピックアップトラックの電気自動車を発表。
2020年には販売する予定でしたが、Amazon専用EVバンの出荷開始が2021年であることを考えると極少数の販売に限られそうです。
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