いよいよHW2.0、HW2.5車両に対するアップグレード時期が明らかになりました。
例によって「イーロンタイム」が前提ではありますが。。。
ことの経緯を見ていきましょう。
2019年末〜アップグレード開始
HW2車両のアップグレードはいつ開始されますか?
ざっくりでいいから教えて!
2019年Q4の終わり頃から。
おそらく。
既存オーナーには朗報
はっきりとした計画が立っているかは全くの不明ですが、この手の質問を散々スルーしてきていた中、時期が示されたのは朗報です。
完全自動運転オプションを購入し、HW2.0以上の車両を持っているオーナーはより高性能な「フルセルフドライビングコンピューター」に換装してもらう事ができます。
約53万台分も交換しなければならない!?
2016年Q4以降からHW2.0を搭載した車両の販売が開始され、今日までで528,570台にのぼります。
このうちの何%が完全自動運転オプションを購入しているかは分かりません。
しかしテスラがアップグレードしなければいけない車両は数十万台に及ぶ事が容易に考えられます。
もちろん顧客からはそのためのお金を回収していますけどね。
2020年末には100万台のロボタクシー誕生
50万台のHW2車両をアップグレードし、それに加えて50万台のFSD車を製造すれば、Teslaは2020年の終わりまでに100万台のロボタクシーを持つことが可能になる。
今の生産規模
モデルS、3、X | |
2019年Q1 | 63,028台 |
2019年Q2 | 95,200台 |
テスラは2019年のQ1の後半からHW3.0搭載の車両を生産開始しています。
(モデル3は後回しにされてる報告もあるのでバラツキあり)
今のペースで車両が売れ続け、なおかつ上海ギガファクトリーの稼働が始まれば、2020年の終わりまでに50万台のFSD車両を生産出来そうですね。
課題
FSDコンピュターの生産ラインの確保は生産する会社に投げるとして、既存車両に対する換装はテスラが行わなければなりません。
増え続ける顧客への対応+既存車両のアップグレード(しかも数十万台)を成し遂げるのは容易ではありません。
FSDコンピューターはグローブボックスの裏側を開ければ換装する事が可能ですが、オーナーにセルフで行ってもらうには少し難易度が高いでしょう。
↑いろんな種類の工具使ってます。。
HW3.0の実力
このような事が可能になります。
(もちろん何度もトレーニングを重ねた道でテストしているのでしょうけど)
これで通勤して、日中はタクシーとして稼いでもらう。
なんて事が可能になるかもしれません。
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