電気自動車のバッテリー寿命を保つためには、温度管理が非常に重要になってきます。既存のリーフオーナーからの要望も多いこの機能、リーフe+発表前も非常に関心が高かったのを覚えています。
凍結防止用のウォーマー
✅バッテリーウォーマーはバッテリー凍結防止用
✅バッテリー温度が−20℃以下尚且つ外気温が−24℃以下の時のみ作動
✅普通充電コネクター接続も必須
✅バッテリー温度が−18℃以上または外気温−22℃以上で加熱ストップ
航続距離や充電スピード向上のためのものではないみたい。
搭載して欲しいオーナー VS 搭載しない日産
24kWh、30kWh、40kWhリーフオーナーの報告を見ると、長距離高速走行した際や急速充電を1日に何度も行った場合、バッテリー温度が上昇し、航続距離が短くなったり充電スピードが落ちます。
またバッテリー温度が低い場合も、航続距離が短くなり、充電スピードも極端に落ちます。
しかし、バッテリーウォーマーやバッテリークーラーを導入するには当然コストが掛かり、大衆車の価格帯を維持させたい日産としては、内装同様コストカットの対象となっているようです。
リーフe+ではバッテリーの配列を工夫し、走行時や充電時に従来より温度の上昇を抑える取り組みを行なっております。
これに加えてリーフe+にはヒーターも備わっているとの事なので、テスラのようにソフトウェアアップデートで急速充電時にも使えるようになると良いですね。
リーフe+のバッテリー配列についてはこちらの記事も参照してください。
リーフe+のバッテリーウォーマー豆知識
✅バッテリーを消費しながら加熱する際は車内エアコンが自動的に作動する
✅急速充電器に接続してもバッテリーウォーマーは作動しない
✅バッテリーウォーマー作動中は「乗る前エアコン、タイマー充電、リモート充電」は使えない
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