前編【トランクルーム、後部座席】
後編【運転席、助手席、センターコンソール】
続きまして【特別編】としてモデル3に備わっている謎のカメラについて記していこうと思います。お披露目された時、テスラファンはいち早くこのカメラの存在に気付き、さまざまな憶測を呼びました。
このカメラの役割は結論から書くと以下となります。
①自動運転時のドライバー監視
②テスラネットワーク稼働時の車内監視
③駐車している時の車内監視
いずれにしても車内の監視、記録を担うカメラです。
実ははっきりとしたことは分かっていない
上の画像はモデル3の説明書の一部です。簡単に訳すと《このカメラは現在使われていませんが、将来的なソフトウェアアップデートで機能が追加され次第、使用される予定です。》という感じになります。
なので最初に記した3点、実は予想に過ぎません。
一番最初に追加されそうな機能は
ずばり、③駐車時の車内監視ではないかと思います。
上記の記事でも書きましたが、数週間以内にテスラは車上荒らし対策機能の追加を予定しています。
車体の左右についている4つのカメラとキャビンカメラで車上荒らし又は車泥棒の犯行を監視、録画。というのが最も現実的、かつ優先順位が高いと思われます。
キャビンカメラの懸念点
それは暗いシーンでの性能に不安があることです。
スバル、マツダなどの国産メーカーもドライバー監視用のカメラを一部車種で採用しています。いずれも赤外線+赤外線カメラです。つまり暗所でも確実にモニタリング出来るわけですね。
モデル3のキャビンカメラは恐らく、ごく普通のカメラ。f値や画角も不明です。カメラの目の前にルームミラーがある為、必要以上の画角はなさそうです。
そのあたりテスラがどのように考えているのか、今後のアップデートで明らかになるでしょう。
自動運転に必須
次に実現されそうなのは①自動運転時のドライバー監視です。
自動運転に関しては日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では以下のように定義しています。
レベル3(条件付自動運転)通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムが扱いきれない状況下には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。
この要件を満たす為にシステム側は人間の状態をモニタリングしておく必要があります。居眠りしている人は必要な時に運転の交代が出来ませんからね。
まあそもそもテスラの車が本当に自動運転が可能になるかは分かりませんが( ^ω^)(^ω^ )個人的にはライダー無しで暗所や吹雪、豪雨にどう対応するの??って思ってます。
さてさて②のテスラネットワークについては明日書こうと思います。
ではまた。
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