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モデルSがリコール!?米NHTSAがフラッシュメモリの故障調査開始

こんにちはテスカスです!

6/22にNHTSAが発表した文章によると、2012年から2018年までのモデルS及びモデルX(合計15万9000台)のメディア・コントロール・ユニット(MCU)に不具合が発生しており、安全性に問題がないか調査を開始したとの事。

前期型のモデルSは基板上に8GBのeMMC NANDフラッシュメモリを搭載しており、これにはファームウェアや車両情報が記録されています。NANDフラッシュメモリには書き込み回数に有限の寿命を抱えており、およそ3000回ほどでメモリに書き込みができなくなります。

使い方にもよりますが、早い人では4年でメモリの寿命を迎え、センターモニターが起動しなくなることも。

ファームウェアのアップデートや再起動、車両により自動的に書き込まれるものも含むと8GBの寿命は遅かれ早かれ訪れてしまいます。書き込み回数が上限に達するとモニターが起動しなくなり、インフォテインメント、ナビゲーション、ウェブブラウジングなど、タッチスクリーンに表示される機能はすべて使えなくなります。

この故障は車両制御システム(ブレーキ、ステアリング、速度制御など)やシートベルトシステムには影響しません
サービスセンターではeMMCの大まかな寿命を見る事が出来るとされていますが、壊れる前にユーザーに通知することは無いようです。
NHTSAはこの故障の前兆として以下のような事を挙げています。
・起動時間が長くなる
・タッチスクリーンのリセットが頻繁になる
・セルラー接続が断続的に失われる
・ナビで現在位置が失われる
この故障は日本の前期型モデルSも例外ではなく、よく発生している故障の1つです。
保証期間内であれば無償修理を受ける事ができますが、保証期間外であれば約30万円ほど実費で支払う必要があります。

コメント

  1. Mikihiko より:

    最近日本で多数報告されているメインディスプレイ死亡例もeMMCが死亡したからですかね。