テスラとパナソニック、ソーラーパネル生産の提携終了

ロイターによるとテスラとパナソニックはソーラーパネル生産の提携を終了する予定です。

パナソニックのニュースリリースによると5月には生産を終了し9月末には工場からの完全撤退を行う模様。なお、ネバダ州で生産されているEV用バッテリーの提携は継続。

提携解消の原因はテスラが理想としている美しい屋根タイルのような外観・発電効率・コストのバランスが取れなかったことや、パナソニックによる不採算事業の撤退、コスト削減と考えられています。

新しいソーラールーフは中国製？

2019年後半から設置が加速したソーラールーフですが、施主が撮影したダンボールを見てみると中国の江蘇省から送られてきていることが分かります。

セルはアメリカ製、組み付けが中国の可能性も僅かにあり。

テスラへの影響は軽微

テスラは今回の提携解消について「事業に影響を及ぼさない」とニューヨーク州に表明しています。2019年、テスラのエネルギー事業の収益は15億3,000万ドルで全体売上の6.2％に当たりますが、これにはストレージ事業も含まれているためソーラー事業単体はもっと数字が小さくなるでしょう。

両社は今回の提携解消で影響を受ける従業員から再雇用のエントリーを受け付ける予定です。

出典：パナソニックニュースリリース